Menu
(0)

Search

ハリウッド実写版『モンスターハンター』場面写真&新あらすじ判明 ― 映画のクライマックスは古代遺跡で

https://twitter.com/IGN/status/1064881832120991744 スクリーンショット

同名人気ハンティング・アクションゲームをハリウッドが実写映画化する『モンスターハンター(邦題未定、原題:Monster Hunter)』より、場面写真と新たなあらすじが公開された。米IGNが独占で伝えている。

この写真に捉えられているのは、ミラ・ジョヴォヴィッチ演じる主人公アルテミスと、『マッハ!!!!!!!!』シリーズのトニー・ジャーが演じるハンターの姿だ。アルテミスは先日公開されたスリンガーを左腕に装着し、背中に剣を背負い、太腿にナイフを仕込んでいる。かたや、ハンターはゲーム『モンスターハンター:ワールド』に登場する大剣オオアギトと巨大な弓でモンスターに挑むことになるようだ。

また、このたび実写版『モンスターハンター』の新たなあらすじも到着している。

「私たちの世界の裏側には、もうひとつの世界がある。危険かつ強力なモンスターが、すさまじい凶暴さをもって領土を支配する世界だ。アルテミス中尉と誠実な兵士たちがその新たな世界へ飛ばされてしまった時には、冷静沈着な中尉も心底震え上がった。圧倒的な力をもつ巨大な敵、とどまることを知らないおぞましい攻撃に対して、彼女は決死の戦いを続けていく。やがてアルテミスは、反撃の方法を知る謎の男を手を組むことになり……。」

以前公開されたあらすじでは、アルテミスとハンターが“モンスターの地球侵略を防ぐために異世界への通路を閉じようとする”物語だと伝えられていた。ただし今回のあらすじにそうした要素は記されていないため、このあとの展開については現状不明とするべきだろう。

脚本・監督を務めるポール・W・S・アンダーソンは、以前本作について「ゲームの世界観を定着させた映画」だと述べて、ゲームのキャラクターやモンスターが多数登場することを予告していた。IGNのインタビューでは主人公アルテミスについて「彼女はゲームのプレイヤーであり観客のアバターなんです。世界への入り口なんですよ」と語っているほか、あるアイデアの一部を明らかにしている。

「世界の深部には古代文明がありました。ゲーム版をプレイすると、こうした文明の遺跡を偶然見つけることがあります。高度な文明こそが自らの破滅を招いた文明です。映画のクライマックスでは、そうした遺跡のひとつを舞台としています。(映画には)いろんな風景が登場しますよ。『モンスターハンター:ワールド』を50時間プレイするのと同じくらい多くの風景をお見せすることにはなりませんが、素晴らしいビジュアルとともに最高の冒険を味わえる2時間の映画になると思います。」

本作の主人公ナタリー・アルテミス役を演じるのは『バイオハザード』シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチ。そのほか、ハンター役で『マッハ!!!!!!!!』シリーズや『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)のトニー・ジャー、狙撃兵リンク役で『アントマン』シリーズで知られるティップ・“T.I.”・ハリス、ハンターを率いる大団長役で『ヘルボーイ』シリーズや『パシフィック・リム』(2013)のロン・パールマン、輸送兵マーシャル役でディエゴ・ボネータが出演する。監督・製作・脚本は、ミラ・ジョヴォヴィッチの夫であり、映画版『バイオハザード』シリーズを手がけたポール・W・S・アンダーソンだ。

ハリウッド実写版映画『モンスターハンター(邦題未定、原題:Monster Hunter)』の公開時期は不明。撮影は2018年10月に南アフリカにて開始された。

Sources: IGN, Comicbook.com

Writer

アバター画像
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。