『ミッション:インポッシブル』第7作、CIA長官役アンジェラ・バセットが続投断念 ─ コロナ禍の影響で

トム・クルーズ主演の人気スパイアクションシリーズ『ミッション:インポッシブル』第7作(タイトル未定)に、CIA長官エリカ・スローン役のアンジェラ・バセットが出演していないことがわかった。米Colliderにてアンジェラ自身が認めた。
アンジェラ演じるエリカ・スローンは、前作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018)に初登場し、MI6を信頼せず、オーガスト・ウォーカー(ヘンリー・カヴィル)をミッションに送り込んだ。続編への出演は2020年11月に判明していたが、本人いわく「コロナウイルスのせいで」出演を断念することになったという。コロナ禍によるなんらかの事情で、やむなく登場が見送られたものとみられる。
アンジェラは今後『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』の撮影に参加するが、その後『ミッション:インポッシブル』第8作にてエリカ・スローン役を再演する見込み。「うまくいけば、8作目のお話もできるかなと思います」と述べた。なお製作のパラマウント・ピクチャーズは、もともと第7作の撮影が終了したのち、すぐに第8作の撮影を開始する予定だった。しかしコロナ禍のためにスケジュールの遅延が発生し、この連続撮影計画も断念している。
『ミッション:インポッシブル』第7作にはトム・クルーズ、サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソン、ヴィング・レイムスが揃って続投。前作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』からホワイト・ウィドウ役のヴァネッサ・カービー、第1作からユージーン・キトリッジ役のヘンリー・ツェニーが復帰するほか、新キャストとしてヘイリー・アトウェル、ポム・クレメンティーフ、シェー・ウィガムらが出演する。
映画『ミッション:インポッシブル』第7作は、2022年5月27日に米国公開予定。
Source: Collider