『ミッション:インポッシブル』第7作、トム・クルーズが「史上最も危険なスタント」に挑戦 ─ 1年間の訓練、13,000回崖からバイクジャンプ

『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル7(仮題)』では、これまで数々の無謀と思えるアクションに体当たりしてきたトム・クルーズが、「最も危険なスタント」に挑戦しているという。米CinemaConの場でトム自らが明かしている。
トムが第7作で挑んだのは崖からのバイクジャンプ。「子どもの頃から、ずっとやってみたかったことなんです」と語るトムは、前作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018)で断崖絶壁スタントを行ったノルウェーで、この夢を叶えることとなった。
このバイクスタントを巡っては、2020年8月にトムが約150メートルの高さから挑んでいるところが目撃されており、話題となっていた。その数週間前には、同様のスタントにプロのスタントマンが挑んだものの、着地時の計算違いが原因となり爆発事故が発生していたばかりだった。
そうした不安要素を抱えながらも、自らバイクスタントに挑んだトムは、1年間の厳しい訓練に取り組んだという。高さに慣れるために500回のスカイダイビングを行い、1日あたり30回のバイクジャンプをこなしていたと伝えられている。トムが崖からのバイクスタントを行った回数は計13,000回にも及ぶというのである。これだけの数を行う理由について、「失敗する余地がないくらいまでに上達しなければいけませんでした」と語るトム。そのプロ意識には脱帽だ。
これまで6分間の息止め潜水アクションや、生身で離陸する軍用機にしがみつくアクションなど、超人的なスタントを自らこなしてきたトムでさえ「最も危険」だと語る本作でのバイクスタントだが、監督のクリストファー・マッカリーはこう語っている。「もっと僕をヒヤヒヤさせるスタントは、第8作で予定されています」。
映画『ミッション:インポッシブル』第7作は2022年5月27日米公開。
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Source: Deadline,Beatrice Verhoeven Twitter