『ミッション:インポッシブル8』出演者、トム・クルーズとの共演シーンがどうしても欲しくて直談判 ─ 「お金はもう要りませんから」

トム・クルーズ主演の『ミッション:インポッシブル』シリーズ第7作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』に出演したジャスパー・ブリッグス役のシェー・ウィガムは、『ミッション:インポッシブル8(仮題)』へ続投するにあたり、監督・脚本のクリストファー・マッカリーに対しとある大きな要求をしたという。その内容とは、なんと劇中のワンシーンでトム・クルーズを独占するというものだった。
ウィガム演じるジャスパーは、トム演じるイーサン・ハントと彼の仲間たちを捕えるよう命令されるCIAエージェント。『デッドレコニング PART ONE』劇中では相棒のドガ(グレッグ・ターザン・デイヴィス)と共に、世界を駆け巡るイーサンを追い回した。
このたび米The Hollywood Reporterにウィガムが語ったところによれば、第8作における自身の出演パートの撮影は、5月下旬に終了したという。そのうちのワンシーンはイーサンとのシーンだというのだが、同シーンはウィガム本人が前作の撮影現場で直談判したことにより手に入れたものなのだという。ウィガムは当時のやり取りをこう振り返る。
「クリストファー・マッカリーには、こう言いました。“僕は大きなトレーラー(控え室)が欲しいわけじゃありません”と。“もっと多くのお金とか、もっと美味いケータリングとか、そういうのはいりません。トムと僕のワンシーンが欲しいんです”と。」
出演者からの切なる願いを聞き入れたというマッカリー監督は、自身が脚本を手がけた『ユージュアル・サスペクツ』(1996)を思わせるようなワンシーンを書き上げたのだとか。「彼はやってくれました」とウィガムは監督に感謝を伝えている。
トムとの共演シーンをもって一足先にクランクアップを迎えたウィガム。撮影終了後にはトムからディナーに誘われたそう。ケータリングよりもずっと満足のいく食事ができたに違いない。
▼『ミッション:インポッシブル』 の記事
本当に『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』でシリーズ最後?グレース役ヘイリー・アトウェルに聞いた 全ては観客次第 トム・クルーズ、『ショーン・オブ・ザ・デッド』でサイモン・ペッグを見て『ミッション:インポッシブル』に誘う ─ 「僕とミッションをやらないか?」 約20年! トム・クルーズ、『ミッション:インポッシブル』危険な空撮シーンでも楽しそうに笑っているから「そんなに笑うのはやめろ危険な場面だぞ」と監督に注意される 1人でカメラも操作していた トム・クルーズ「目標を決め、達成に必要なことを書き出してリスト化する」 ─ 東京でスピーチ「人生とは冒険、何を感じても受け入れる」 鼓舞されます 『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』日本で世界初上映、わずか3日前に完成 ─ トム・クルーズらも鑑賞、8分間のスタンディングオベーション ワールドツアー開始!
Source:THR