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MCU版『ブレイド』ミア・ゴス残留、「時間がかかっているのは良いこと」

ミア・ゴス
Photo by Elena Ternovaja https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Mia_Goth_at_Berlinale_2023_-1.jpg

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)で企画が難航している映画『ブレイド(原題)』に、『X エックス』3部作のミア・ゴスが現在も残留していることがわかった。米Elleにてゴス自身が認めた。

本作は、1990~2000年代にウェズリー・スナイプス主演で実写化された、ヴァンパイア・ハンターを描く“元祖マーベル映画”をMCUで蘇らせる試み。2019年夏にマハーシャラ・アリ主演で製作が発表され、一時は撮影目前まで企画が進められていたが、その後も紆余曲折あって現在も企画開発が続いている。

ゴスの出演は2023年4月に報じられており、すでに2年半が経過した。今回、ゴスはMCU版『ブレイド』に引き続き関与していることを認め、「時間がかかっているのは良いこと。彼らはきちんと作りたいと思っているんです」と話した。2024年6月の段階でも「(マーベルの)素晴らしい映画を作りたい、という思いが伝わってくる」と述べていたように、ゴスは一貫して肯定的な姿勢を示している。

2025年7月にマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が明かしたところによると、主演のアリも変わらず残留しており、脚本開発が今も行われているという。一時は難航し、脚本には複数のバージョンがあったというが、「現代劇に着地し、集中して取り組んでいる」と語っていたのだ。現時点で監督は発表されていない。

なお、ゴスはこの数年間で飛躍的にキャリアを伸ばしており、ギレルモ・デル・トロ監督『フランケンシュタイン』の公開・配信が近づいているほか、クリストファー・ノーラン監督の最新作『オデュッセイア』も待機中。現在はライアン・ゴズリング主演の『スター・ウォーズ』映画最新作『スター・ウォーズ/スターファイター』の撮影が進行中だ。

Source: Elle

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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