『ミッドサマー』アリ・アスターだけど質問ある? ─ 監督とのQ&A企画、公式Twitterで開催決定

『ヘレディタリー/継承』(2018)の鬼才アリ・アスター監督による最新作『ミッドサマー』が、日本公開されるや話題沸騰中だ。暗闇とは真逆の明るい祝祭、天才的な発想と演出、緻密な脚本、そして極彩色の映像美。最後には究極の恐怖と未体験の解放感が待つ、前代未聞の〈フェスティバル・スリラー〉である。
このたび、SNSでも分析や考察が相次いでいる本作について、監督とのQ&A企画「アリ・アスターだけど質問ある?」の開催が決定。先日、初来日を果たしたばかりのアスター監督が、日本のファンからの質問に答えてくれる貴重な機会だ。
『ミッドサマー』のアリ・アスターだけど質問ある?

概要 | 『ミッドサマー』のアリ・アスター監督が、日本の観客とのQ&Aを行います。映画公式Twitterで事前に質問を募り、アリ・アスター監督が回答。監督からの答えは、後日公式Twitterにて公開される。 |
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質問募集期間 | 2020年3月6日(金)~3月9日(月) |
映画公式Twitter | https://twitter.com/midsommarjp |
※寄せられた全ての質問に監督が回答するとは限りません。予めご了承ください。
『ミッドサマー』の大きな見どころは、全編に散りばめられた伏線や謎の数々。すでにSNSでは、細かい伏線の分析や、絵画に込められた意味、登場人物たちの衣服や屋敷に記されたルーン文字の意味の考察、北欧神話との関連、画面に隠されたシルエット、さらには結末の解釈に至るまで、ありとあらゆる議論が巻き起こっている。なお公式サイトには、鑑賞後専用の「観た人限定 完全解析ページ」も登場。謎や伏線の解析にも役立ててほしい。
『ミッドサマー』
主人公ダニーは、家族を不慮の事故で失ったのち、大学で民俗学を研究する恋人や友人たち5人と、スウェーデンの奥地で開かれる“90年に一度の祝祭”を訪れる。美しい花々が咲き乱れ、太陽が沈まないその村は、優しい住人が陽気に歌い踊る楽園のように思えた。しかし、次第に不穏な空気が漂い始め、ダニーの心はかき乱されていく。妄想、トラウマ、不安、恐怖……それは、想像を絶する悪夢の始まりだった。

主人公ダニー役はマーベル・シネマティック・ユニバース最新作『ブラック・ウィドウ』の新鋭女優フローレンス・ピュー。ダニーの恋人クリスチャンを『トランスフォーマー/ロストエイジ』(2014)『ビリーブ 未来への大逆転』(2018)のジャック・レイナーが演じるほか、『デトロイト』(2017)のウィル・ポールター、『ベニスに死す』(1971)の美少年役で知られるスウェーデンの名優ビョルン・アンドレセンらが出演する。
映画『ミッドサマー』は、2020年2月21日(金)より全国公開中。