『デッドプール』ウィーゼル役T・J・ミラー、「ライアン・レイノルズに嫌われている」と発言 ─ 「僕に意地悪だった」
『デッドプール』シリーズ2作で主人公デッドプール/ウェイド・ウィルソンの親友ウィーゼル役を演じたT・J・ミラーが米ラジオ番組「The Adam Carolla Show」に出演し、主演のライアン・レイノルズに嫌われていると主張している。
「キャラクターとして、彼は僕に対して恐ろしいほど意地悪だったんです。まるで僕がウィーゼルであるかのように、“ウィーゼル、君の何が素晴らしいか分かるかい?君はスターじゃないけど、笑えるには十分な(物語上の)解説をしてくれて、そこから僕たちは本編に戻ることが出来るからだ”と彼に言われました。僕が何となく“変だな”と思いながら聞いていたら、スタッフに“カット……かな?”と言われたからステージから降りたんだです。」
撮影当時を振り返ったミラーは、そのシーンの後でスタッフの居心地が悪そうだったと付け加え、こうも続けている。
「“また彼と仕事をしたいか?”と訊かれたら、“いや、もう彼とは共演したくない”と答えるでしょう。彼はデッドプールを演じるのが上手いからベストを願っているけど、彼が僕を嫌うのは妙だと思うんです。彼はいいコメディアンで、素早く切り変えて面白いことを言うし、コメディアンとしては好きだけど、最初の『デッドプール』で超有名になってから少し変わったんじゃないかな。」
さらにミラーは、『デッドプール3』への出演依頼があっても復帰には興味がないとも発言している。「僕は5年以上も何かをするべきだとは思いません。10年後にウィーゼル役に戻って演じるのは変だと思う」とし、「彼らに悪意はないし、(レイノルズは)『デッドプール3』を作って映画を続けるべき。ただ、彼は僕のことを嫌っていると思うし、彼のその表現の仕方が変だと思ったんです」と述べている。
T・J・ミラーは、プライベート上の素行不良が報じられていたことがあった。2016年12月にミラーは配車サービスUberのドライバーに対する暴行容疑で逮捕され、2018年4月にも「列車に爆発物を持った女性がいる」と虚偽の通報して逮捕されている。この翌月にレイノルズは、かつて旧20世紀フォックス(現20世紀スタジオ)で企画が進められていた『デッドプール』の次回作『Xフォース』に「ミラーは登場しない」と発言していた。
ここまでの流れを踏まえると、マーベル・スタジオで準備中の『デッドプール3』に、ミラーが演じるウィーゼルが登場する可能性は限りなく低そうだ。『デッドプール3(原題)』は2024年9月6日に米国公開予定。
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Source:The Adam Carolla Show