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『ミナリ』アカデミー賞で6部門入選、スティーヴン・ユアンらからコメント到着 ─「人生は皆で共有されるべきもの」

ミナリ
© 2020 A24 DISTRIBUTION, LLC All Rights Reserved.

スティーヴン・ユァン主演・製作総指揮、A24&PLAN Bによる映画『ミナリ』が、アカデミー賞で作品賞をはじめ、監督賞・主演男優賞・助演女優賞・脚本賞・作曲賞で入選を果たした。

スティーヴン・ユァンはアジア系として初の主演男優賞、ユン・ヨジョンは韓国人女優として初の助演女優賞に入選したのである。この歴史的な快挙を記念して監督のリー・アイザック・チョン、プロデューサーのクリスティーナ・オー、キャストのスティーヴン・ユアンユン・ユジョンからコメントが到着。あわせて、『ミナリ』の出演者と監督による仲睦まじい姿を捉えた写真も公開された。

コメント

スティーヴン・ユアン

アカデミー会員のみなさん、これほどの素晴らしいアーティストたちとともにノミネーションをして頂くという名誉に感謝いたします。また、アイザック監督、ユン・ヨジョン、エミール、そしてクリスティーナの才能が認められたことにも、とても嬉しく思います。もし、去年、そして本作の経験から何か学んだことがあるとすれば、人生は皆で共有されるべきものだ、ということです。すばらしいキャストやスタッフとここで分かち合えたことに感謝しています。彼らがいなければ私はここにはいません。

ユン・ヨジョン

韓国の女優がオスカーにノミネーションされるなど、夢にも思いませんでした!それが私だなんて、信じられません。本当に身に余る栄誉です。アカデミー会員のみなさん、A24、PLAN B、ミナリの家族たち、すべてのキャスト、スタッフに感謝します。私たちはこの作品を愛をもってつくりあげました。そして、その愛に応えて下さりありがとうございました。アイザック、本当にありがとう。すべてはあなたのおかげです!

クリスティーナ・オー(PLAN B 製作プロデューサー)

非常に光栄です。アカデミー会員の皆様、ありがとうございます。我が PLAN B ファミリーと A24 の仲間にも感謝します。アイザック、スティーヴン、ユン・ヨジョン、そしてエミール、大好きです!おめでとう!みんなで一緒に美しいものを作り上げましたね。

リー・アイザック・チョン監督

アカデミーのみなさん、このような栄誉に感謝いたします。この作品を作り上げる旅の途中で困難に直面していた時は、こんなことが起こるなど想像すらできませんでした。今、やっと、なぜオスカーでは、終わりのない感謝の言葉が続くのか、ということが分かりました。制作の裏側で、頑張ってくれたキャストやスタッフ、そして彼らを支えてくれた家族皆さん、心より感謝申し上げます。そして、特に我々の始まりである、アーカンソーの小さなトレイラーハウスで一緒に過ごした母、父、姉、また、誰よりも大切な妻と娘に、感謝致します。祖母が水辺に植えたミナリ(芹)が成長し、その恩恵に感謝します。

ミナリ
© 2020 A24 DISTRIBUTION, LLC All Rights Reserved.

1980年代、農業で成功することを夢みる韓国系移民のジェイコブは、アメリカ・アーカンソー州の高原に、家族と共に引越してきた。妻のモニカは、ボロボロのトレーラーハウスと荒れた土地を見て、いつまでも心は少年の夫の冒険に危険な匂いを感じるが、しっかり者の長女アンと、心臓に病を持つが好奇心旺盛な弟のデビッドは、新しい土地に希望を見つけていく。まもなく毒舌で破天荒な祖母も加わり、デビッドと一風変わった絆を結ぶ。しかし、水が干上がり、作物は売れず、追い詰められた一家に、思いもしない事態が立ち上がる……。

映画『ミナリ』は、2021年3月19日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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