「マインドハンター」シーズン3、撮影監督が製作再開を望む「復帰できたら嬉しい」

『ファイトクラブ』(1999)『ゴーン・ガール』(2014)のデヴィッド・フィンチャーが製作総指揮を務める、Netflixオリジナルシリーズ「マインドハンター」シーズン3の製作が無期限保留の状態となっている。そんな中、本作の撮影監督を務めたエリック・メッサーシュミットは製作再開を望んでいるようだ。米Colliderのインタビューにて本人が語っている。
「復帰することが出来たら嬉しいですね。デヴィッドと一緒に仕事をすることが大好きですし、キャストやスタッフのことも心から尊敬しています。それに人生を通して見ても、間違いなく素晴らしい一時だったので。この作品に関わることが出来て本当に光栄でした。私のキャリアの中でも、特に重要で刺激を貰った作品です。」
そもそも、シーズン3が保留になった理由は、フィンチャーが監督を務めるNetflix映画『Mank(原題)』及びに、製作を手掛けるNetflixアニメーション「ラブ、デス&ロボット」シーズン2にある。もっとも、『Mank』は完成済みのため、残された要因は「ラブ、デス&ロボット」のみと考えられそうだ。その一方で、メッサーシュミットは「少しの間は色々と保留になると聞きましたよ。様子を見るしかなさそうですね」「現時点でどうなっているのか、私にも分かりません」と語っている。依然として状況は不透明のようだが、決して打ち切られたわけではないことは明記しておきたい。
「マインドハンター」はノンフィクション『マインドハンター FBI連続殺人プロファイリング班』(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)が原作。1970年代を舞台に、FBI行動科学課の特別捜査官が連続殺人鬼のプロファイリングに挑むサイコスリラーだ。
Netflixオリジナルシリーズ「マインドハンター」シーズン1・2は全世界独占配信中。
Source: Collider