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「ロキ」ミス・ミニッツの新事実、これから判明する模様 ─ 声優「おもしろい展開になります」

ロキ
(C) 2021 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「ロキ」で、物語のカギを握る組織・TVA。“神聖時間軸”を監視し、また管理するチームの顔となっているのがミス・ミニッツだ。声優を務めるタラ・ストロングによると、どうやら彼女にはまだ明かされていない物語があるらしい……?

The Hollywood Reporterにて、ストロングは「これから明かされることがたくさんあるし、おもしろい展開になります」と予告した。第1話ではテーマパークのアトラクションのごとく、説明ビデオのキャラクターとして登場したミス・ミニッツは、第2話では画面から出入りする形でロキの前に登場。ロキは思わず「お前はレコーディングなのか、それとも生きてるのか」と問いかけたが、これについてもストロングは「まだわかりませんよね」と述べた。

「このキャラクターの素敵なところは、いったい何者なのかが誰にも分かっていないところ。彼女はどこからやってきたのか、どんなオリジン・ストーリーなのか、どのように意識を持っているのか、狙いがあるとしたらそれは何なのか。そういう想像の余地が常に残されているから魅力的だし、それは今後も続いていきますよ。」

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監督のケイト・ヘロンは、『ジュラシック・パーク』シリーズのミスター・DNAにインスパイアされ、本作のミス・ミニッツを考え出したという。しかし製作中、ストロングはその事実を知らされていなかったそう。「どちらの作品にも、最高の技術と、60~70年代風の懐かしいアニメーションが同時に登場するのがおもしろいですよね」と述べ、やはり「どうして(ミス・ミニッツは)70年代風の見た目なんでしょうね、未来のことをすべて知っているのに」と口にした。

ちなみにストロングは、「パワーパフガールズ」のバブルス役、DCアニメ「ティーン・タイタンズ」のレイブン役など、さまざまなアニメ&ゲームに出演するベテラン声優。しかし、ミス・ミニッツ役はオファーではなくオーディションを経て勝ち取ったものだという。最低限の情報を与えられ、「訛りのある声」「ちょっとAIっぽい声」「少し感情のある声」という3つのバージョンを収録して臨んだところ、見事に成功したそうだ。

ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ「ロキ」は配信中。

Source: The Hollywood Reporter

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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