『モータルコンバット2』撮影開始 ─ 「失敗から学び、最高のモーコン2を作る」プロデューサー気合い十分

最強格闘ゲームを実写映画化した『モータルコンバット』(2021)の続編『モータルコンバット2(仮題)』の撮影が開始された。
第1作でプロデューサーを務め、続編にも続投するトッド・ガーナーが自身のTwitterで報告した。「さあ、出発だ!(撮影)開始に興奮しています。僕たちは耳を傾けて失敗から学び、最高の『モータルコンバット2』を作ることに尽力するから信頼してほしい。皆さんが自分の意見を言う権利を100%支持しますが、僕には誹謗中傷を受けない権利も、誰かをブロックする権利もあります。だから、素晴らしい体験にしましょう!」と綴っている。
Off we go! I’m thrilled to start & trust me, we’ve listened. We’ve learned from the mistakes & are committed to making the best MK2 possible. I, 100% support everyone’s right to their opinion, but I have the right not to be abused & will block you. So…let’s have an amazing ride!
— Todd Garner (@Todd_Garner) June 20, 2023
ガーナーは以前、メディアが報じた「『モータルコンバット2』の撮影は今年(2023年)6月にオーストラリアで始まり、9月に終了するようだ」との記事を引用リツイートし、撮影開始時期を暗に認めるようなコメントを発していたが、どうやら予定通りに撮影開始となったようだ。撮影地はオーストラリアのクイーンズランド州ゴールドコースト。
現時点で製作スタジオのワーナー・ブラザース・ディスカバリーからキャストの正式な発表はないが、主人公コール・ヤング役のルイス・タン、ソニア・ブレード役のジェシカ・マクナミー、ライデン役の浅野忠信、リュウ・カン役のルディ・リン、スコーピオン/ハサシ・ハンゾウ役の真田広之ら、主要メンバーが復帰することが期待されている。
新キャストとして、キタナ役で「サブリナ:ダーク・アドベンチャー」(2018‐2020)のアデライン・ルドルフ、ジェイド役で『アンチャーテッド』(2022)のタティ・ガブリエル、キング・ジェロッド役で「ウィズ・ラブ」(2021-)のデズモンド・チアム、クァン・チー役で『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)のデイモン・ヘリマン、シャオ・カーン役で『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2020)のマーティン・フォード、シンデル役で『Get Free(原題)』(2023)のアナ・ツ・グエンが参加する。映画スター・格闘家のジョニー・ケイジ役を「ザ・ボーイズ」(2019‐)カール・アーバンが演じる見込み。
第1作のサイモン・マクオイドが監督でカムバックし、脚本を手掛けるのはマーベルドラマ「ムーンナイト」(2022)のジェレミー・スレイター。『モータルコンバット2(仮題)』の米国公開日は未定。
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Source:@Todd Garner, Deadline