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『マッドマックス 怒りのデス・ロード』続編、実現に向けて前進か ─ ジョージ・ミラー監督、ワーナーとの和解を示唆

マッドマックス 怒りのデス・ロード
Photo by DAVID HOLT https://www.flickr.com/photos/zongo/17584997916

2015年に世界を熱狂させた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の続編が、遠からず実現に向けて動き出すことになりそうだ。ジョージ・ミラー監督が、かねてより企画されていた続編を「作る」として、作品に関する訴訟問題の解決を示唆した。

トム・ハーディを主演に迎えた『マッドマックス』シリーズの第4作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は世界中で大ヒットを記録し、第88回アカデミー賞で6部門を受賞するなど高い評価を獲得。すぐさま続編企画の存在が話題となったが、2017年11月、米ワーナー・ブラザース社とミラー監督の製作会社ケネディ・ミラー・ミッチェルは、同作の製作費や報酬をめぐって訴訟に突入。続編の早期実現は不可能となってしまった。

このたび、米IndieWireのインタビューに登場したミラー監督は、『マッドマックス』シリーズの新作として、『怒りのデス・ロード』の続編と、同作でシャーリーズ・セロンが演じたフュリオサのスピンオフが存在することを認めたうえで、「解決を進めています。ワーナーとのことを終えなくてはいけない。(続編を)作ることは明らかだと思います」と述べた。

遡ること2018年4月、ワーナーとミラー監督側の訴訟は泥沼化しており、ケネディ社はワーナーの対応を「高圧的で、侮辱的で、非難に値する」と批判。信頼関係が失われている以上、「今後いかなる作品も共同製作することができない」との声明をも発表していた。しかし、それから1年以上が経過した現在、両者の関係性は大幅に改善しているようだ。

ミラー監督によると、2018年6月にAT&Tがワーナーの親会社タイム・ワーナーを買収してから「混乱は安定してきている」とのこと。監督は「状況が落ち着いてきたように思われます。非常に前向きなものになってきました」とも話している。そもそも監督が訴訟に踏み切ったのは、多くの関係者が状況を把握できず、立場を決めることができない中で、きちんと人々の注目を集め、問題を公のものとするためだったということだ。

なお2018年7月には、トム・ハーディが『怒りのデス・ロード』続編への意欲を改めて示すとともに、シリーズの権利を保有し、製作のゴーサインを出すのがワーナー側であることを明らかにしていた。ともあれ、ワーナーと監督の訴訟問題に片がつけば、遠からず『マッドマックス』シリーズの新作が動き出すことにもなるだろう。ひきつづき、新たな情報を待つことにしよう。

ワーナー対ミラー監督、訴訟の詳細はこちら

Source: IndieWire

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条として、海外の映画・ドラマを中心に執筆しています。日本国内の映画やアニメーションも大好きです。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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