『モービウス』監督、「モービウスを演じられるのはジャレッド・レトだけ」と熱い言葉で絶賛

『ヴェノム』に続く、マーベルの新たなるヴィラン映画『モービウス』で監督を務めたダニエル・エスピノーサが、「モービウスを演じられるのはジャレッド・レトだけ」と熱い言葉で絶賛している。
『ダラス・バイヤーズクラブ』(2013)でアカデミー賞助演男優賞に輝いたレトは、エイズ患者を演じるにあたって厳しい減量を行ない、『チャプター27』(2007)ではジョン・レノンを暗殺したマーク・デイヴィッド・チャップマンを演じるために、30キロも体重を増やしたことで知られている。メソッド演技法による過酷な役作りで真向からキャラクターに取り組むレトについて、ダニエル・エスピノーサ監督が語っている。
「ジャレッド・レトは、モービウス役を演じることができる唯一の俳優でした。それは選択ではなく宿命だったのです。ジャレッドは一緒に仕事をするには素晴らしい俳優です。彼は完璧に準備をして撮影セットに来て、完全に彼のキャラクターに成りきるのです。彼は、演じるキャラクターへのアプローチで知られるようになりましたが、どれだけ彼が、医師のマイケル・モービウスから感情を搾り取れるかを目にするのは本当に驚きでした。彼は最初から最後まで献身的で、単なる俳優以上の存在でした。彼は同僚でありパートナーでもあるのです。」

『モービウス』でレトが演じる医師マイケル・モービウスは、天才的な頭脳を持ちながらも幼少時から血液の難病を患い、自らを実験台にコウモリの血清を投与したことで、ヴァンパイアのようなクリーチャーに変身できるようになる。筋金入りの演技派であるレトが、どのように一人二役的なキャラクターを演じ分けるかが見どころとなりそうだ。
映画『モービウス』は2022年4月1日(金)に日米同時公開。
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Source:ScreenRant