ハリウッド版『モンスターハンター』料理長が登場する中国版予告編、ネルスキュラの毒でディアブロスを狩猟か

全世界を熱狂させた日本発の同名ゲームをハリウッド実写映画化する『モンスターハンター』より中国版予告編が公開された。2020年12月25日の米国及び、2021年3月26日の日本公開に先駆けて、中国では2020年12月4日に公開されることも発表されている。
実写映画版『モンスターハンター』では、突如発生した超巨大な砂嵐に遭遇してしまい、獰猛なモンスターたちが支配する謎の世界に飛ばされた国連軍のアルテミス中尉が謎のハンターと手を組み、決死の戦いに挑む姿が描かれていく。主人公のアルテミス中尉役を『バイオハザード』シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチが務め、その他には謎のハンター役に『マッハ!!!!!!!!』シリーズのトニー・ジャー、大団長役に『ヘルボーイ』シリーズのロン・パールマン、受付嬢役に山崎紘菜が起用されている。
中国版予告編では、今までに公開された日本版及び米国・海外版には登場しなかった要素を複数確認することが出来る。予告編の冒頭部分(0:17)では、「古代樹の森」を彷彿とさせる舞台にてハンターが、大剣を大胆に振り回して「ヒレの付いた小型モンスター」を狩猟する姿が登場。今までに判明していた小型モンスターは「アプケロス」のみだったので、今回が初解禁と思われる。
予告編の中盤手前(0:34)では、ハンターがアルテミス中尉に「ディアブロス」を倒す秘策を教えている。互いに別々の世界出身である故に当然、言語は通じない。ハンターはジェスチャーを駆使して必死に説明する。どうやら、「ネルスキュラ」の毒を利用して「ディアブロス」を倒すという方法を説明しているようだ。「賢いね」と理解した様子のアルテミス中尉。果たして、秘策は成功するのだろうか。また、ハンターは英語を話せないようだが、同じく別世界に住んでいるはずの大団長は英語が話せる。その理由も気になるところだ。
そして、予告編の終盤(1:11)では「ゴア・マガラ」の姿が確認できる。こちらに関しては、米国版の予告編でも一瞬登場していたが、今回の予告編では更に鮮明な姿が映し出されている。予告編の最後(1:26)では、『モンスターハンター:ワールド』の調査拠点「アステラ」の食事場の「料理長」の姿が確認できる。残念ながら予告編では描写されていないが、本編では相棒である大団長との掛け合いにも期待したいところだ。
映画『モンスターハンター』は2021年3月26日(金)全国ロードショー。