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『モンスターハンター』アイルーがイカした料理術を披露 ─ 本編映像が公開

モンスターハンター
©Constantin Film Verleih GmbH

実写映画版『モンスターハンター』が、2021年3月26日より全国公開となる。この度、ハンターたちのサポート役、アイルー料理長が調理する本編映像が到着した。

本作では、突如発生した超巨大な砂嵐に遭遇してしまい、謎の世界に飛ばされた米軍の中尉アルテミス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)が、ミステリアスなハンター(トニー・ジャー)と手を組み、モンスターと決死の戦いに挑む姿が描かれる。狩猟を協力する調査団、大団長役に『ヘルボーイ』シリーズのロン・パールマン、受付嬢役に山崎紘菜が起用されている。監督は『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソンだ。

公開された映像に収められたのは、アイルーが荒々しく調理する姿だ。薄暗い船の中、調理器具が並べられ中華包丁がぶら下がるキッチンに、アルテミスがそっと近づいた瞬間、「ンニャー!ニャゴニャゴ!」と言いながら突如目の前に現れたのは、猫のような姿をした獣人族のアイルー。本作に登場するアイルーは、過去に大団長(ロン・パールマン)のオトモとして、数々の死線をくぐり抜け、いまは調査団の料理長として腕を振るう大ベテランである。

料理人としても比類なき能力の持ち主で、自身の身体ほどもある大きなぶ厚い肉を熱々の鉄板に叩きつけたかと思えば、かつての戦闘で折れてしまった愛用武器を加工した巨大な包丁で肉を切り分け、振りかざした手から炎を出し大胆に肉を包みこむ。その荒々しい調理方法からも豪快な性格をうかがえるが、最後の仕上げにそっと香草を乗せる可愛らしい仕草もみせ、繊細で細部への配慮をもった性格をもあわせ持っている。

ポール・W・S・アンダーソン監督は、10年以上前からゲーム『モンスターハンター』をプレイし、この映画化企画を牽引してきた張本人であり、アイルーを登場させたのもそこに愛があるからこそだ。『バイオハザード』(2002)などアンダーソン監督と長年に渡り仕事を共にしてきた、本作の視覚効果スーパーバイザーのデニス・ベラルディも、「彼は料理長だが、戦傷を受けたひねくれた性格の戦士。性格にゆがんだ一面があって、口答えすることもありますが、アルテミスとは特別で可笑しな関係性を築いていくんです。皮肉に満ちたユーモアのセンスと、年長者ならではの冗談が好きなんです!」と、アイルーというキャラクターに命を吹き込んでいく楽しさを語っている。

映画『モンスターハンター』は、2021年3月26日(金)公開。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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