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ドラマ「ムーンナイト」現在のMCUとの繋がりはない ─「アイアンマンのルーツに導いている」

ムーンナイト
(C) 2022 Marvel

オスカー・アイザック主演、Disney+によるドラマ「ムーンナイト」は、『アイアンマン』(2008)からスタートしたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に属する作品と位置付けられている。もっとも、本作のエグゼクティブ・プロデューサーであるグラント・カーティスは、「現在のMCUとの繋がりはありません」と述べている

“穏やかな性格”と“暴力と残虐性に満ちた人格”を持つダークヒーロー、ムーンナイト/マーク・スペクターを描く本作は、2022年3月30日に配信開始となる。1~4話までいち早く鑑賞した記者のひとりによると、「MCUのほかのプロジェクトと完全に切り離された恩恵を受けています」とのことだ。プロデューサーのカーティスが説明する通り本作では、「ワンダヴィジョン」(2021)「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021)「ロキ」(2021−)といったほかのドラマや映画のように、MCUとの直接的な繋がりが描かれるわけではないのかもしれない。

MCUに属していることには変わりなさそうだが、「ムーンナイト」ではマーク・スペクターがムーンナイトとして冒険に繰り出す姿を描く物語になるという。またカーティスは、「このキャラクターのユニークな側面のひとつは、マーベル・スタジオをアイアンマンとトニー・スタークのルーツに導いていることです。彼は明らかに一から作り上げられたキャラクターで、マーク・スペクターも同じです」と述べている。そのマーク・スペクターにふんするオスカー・アイザックもまた、「『アイアンマン』ぶりのマーベルのキャラクター研究作品なんです」と過去に話していた。多重人格の主人公が抱える葛藤や背景に焦点を当てた作品となりそうだ。

やはり、MCU作品との繋がりには期待しすぎない方が良さそうだが、イーサン・ホークふんするアーサー・ハローとムーンナイトの対決や、「魅惑的な演技」と絶賛されていたオスカー・アイザックのパフォーマンス、「『インディ・ジョーンズ』風の考古学的な戦い」に注目しておこう

マーベルドラマ『ムーンナイト』はディズニープラスにて、2022年3月30日(水)16時より日米同時配信開始。

Source: Comicbook.com

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。