ハリウッドの破壊王ローランド・エメリッヒ監督『Moonfall』米予告編 ─ 月が地球に落ちてくる超大作ディザスター

人類が月を目指すのではなく、月が人類のいる地球に落ちてくる。
『インデペンデンス・デイ』シリーズをはじめ、『デイ・アフター・トゥモロー』(2004)などのディザスター映画の巨匠、ローランド・エメリッヒ監督最新作『Moonfall(原題)』より米国版予告編が公開された。
ハリウッドの破壊王が監督のほか脚本・製作を務めた本作は、謎の力によって軌道から外れた月が地球に迫ってくる物語。地球衝突までわずか数週間、世界は滅亡の危機に瀕しているなか、NASAの幹部で元宇宙飛行士のジョー・ファウラー(ハル・ベリー)は、人類滅亡の危機を救う術があると確信を持っていた。しかし彼女を信じたのは、過去に仲間だった宇宙飛行士のブライアン・ハーパー(パトリック・ウィルソン)、そして陰謀論者のK.C.ハウスマン(ジョン・ブラッドリー)だけだった。
公開された予告編では、月が地球に驚異的な速度で迫ってくるだけでなく、隕石などが大量に地球に降り注ぐ場面が映し出されている。絶体絶命の危機に立たされる人間たち。ジョー・ファウラーらは、この不可能にも思える任務を遂行するため、大切な人たちを地球に残して、月へ向かうことになる。しかし、そこは彼らが想像していたような場所とは違った。果たして、彼らは人類滅亡の危機を救うことが出来るのか……?
キャストには上述の面々のほか、『アントマン』シリーズのマイケル・ペーニャ、『アド・アストラ』(2019)などのドナルド・サザーランドらが名を連ねている。脚本はローランド・エメリッヒのほか、『エクスティンクション』(2018)のスペンサー・コーエン、『2012』(2009)ハラルド・クローサーが共同担当した。
映画『Moonfall(原題)』は、2022年2月4日に米国公開予定。
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