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「ムーンナイト」に『エターナルズ』デインのカメオも検討されていた ─ 断念の理由、「スーツ姿ではない」から?

ムーンナイト
(C) 2022 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ドラマ「ムーンナイト」(2022)では、『エターナルズ』(2021)でMCU初登場を飾ったキャラクターのカメオ登場が検討されていたという。ヒーローチームのエターナルズとのクロスオーバー案はすでに明かされていたが、それ以外のキャラクターというと、いったい誰だろうか。

「ムーンナイト」では、製作時に『エターナルズ』とのクロスオーバーが提案されており、古代エジプトに遡りコンスとアメミットの戦いを描く過去シーンでエターナルズのメンバーが登場する内容まで構想されていた。これを明かしていた「ムーンナイト」脚本家のジェレミー・スレイターは別のインタビューで、エターナルズのメンバーではない『エターナルズ』キャラクターがカメオ登場する案があったことを証言している。

「私たちは、デイン・ウィットマンについても少し話し合いました。彼は歴史博物館で働いているので、自然な交流も描けるかと思ったんです。キット・ハリントンに出てもらっているのにスーツ姿ではない上に誰も倒さないってなったら、いちファンとして怒るだろうなと思いました。

コメントにあるように、カメオ登場が検討されていたのはキット・ハリントンが演じたデイン・ウィットマン。ロンドン自然史博物館で働いており、エターナルズのセルシの恋人でもあった。スレイターの言う通り、デインと「ムーンナイト」主人公のスティーヴン・グラント/マーク・スペクターには共通点があり、両者とも勤務先はロンドンの博物館。それぞれ別の場所ではあるが、2人がどちらかの博物館でバッタリ遭遇するという展開も容易に想像できる。

エターナルズ
(c)Marvel Studios 2021

スレイターは、デインについてスーツ云々と語っていたが、それは彼に騎士のヒーロー「ブラックナイト」として変貌を遂げていく可能性があるからである。これは映画『エターナルズ』でも示唆された。デインのカメオが叶わなかった理由について、スレイターは「もし彼に出てもらうなら、ブラックナイトの姿が良かった」と語っており、問題はタイミングだったという。

「彼が“やあ、スティーヴン!”って言って、それに“ああ、どうも。ウィットマン先生”と返すだけの交流になるなら、それはキット・ハリントンが出るという意味でもお金を浪費してしまうと思いました。[中略]最初2つのエピソードでは、彼(ハリントン)にブラックナイトを演じてもらうスペースも確保できませんでした。最終的には、ダメだという風に判断したのです。何日間かは話し合っていたことでしたけどね。」

なお、デインが再登場する作品は未知数だが、その有力候補とされるのが、マハーシャラ・アリ主演で製作されている『ブレイド(原題)』。出演者も複数名発表されているが、公開時期は未定となっている。

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Source: Comicbook

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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