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「ムーンナイト」シーズン2はケヴィン・ファイギ&オスカー・アイザック次第? ─ 脚本家が意見

ムーンナイト
(C) 2022 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ドラマシリーズ「ムーンナイト」は、今後のMCUに繋がっていくようなエンディングを迎えた。作品を楽しんだ方であれば、シーズン2の製作を望むのも当然のことだろう。しかし、本作は1シーズン限りのリミテッド・シリーズとしてリリースされた。シーズン2は無いものとされているが、これが覆ることは無いのだろうか。

「ムーンナイト」で脚本を手がけたジェレミー・スレイターが米The Playlistとの取材で、シリーズの今後について言及している。シーズン2が製作されるか否かへの質問に、スレイターは「正直なところ何も分からないんです」と答えているが、可能性がゼロであると考えているわけではなさそう。鍵を握る2人の名前を挙げている。

「マーベルとは何も話していないです。こうした全ての決定は、ケヴィン・ファイギが握っていると思います。彼がマスタープランを知っているので。もちろんオスカー・アイザック次第でもあります。彼は、他の俳優たちがサインしてきた映画7作の出演契約のような従来の契約を結んでいないですから。オスカーには、自分が望むだけ『ムーンナイト』を作る権利がある。あのキャラクターを演じたのは彼にとって良いことだっただろうし、そのプロセスには喜んで取り組んでいたと思います。でも、彼は1作目が人気だったから急いで次に進む、というタイプの人でありませんよ。」

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マーベル・スタジオ社長のファイギは言わずもがな、本シリーズで製作を兼任したアイザックも「ムーンナイト」で重要な役割を担った人物。このほか、ジェシカ・チャステインとの共演ドラマ「ある結婚の風景」(2021)でもプロデューサーを担い、2022年6月には米製作会社とファーストルック契約を結ぶなど、今後は俳優業と並行してプロデューサー業にも本腰をいれていくことになるようだ。

アイザックのこうしたキャリアを考慮に入れてか、スレイターは「代弁したくないですが、たぶん彼(アイザック)は伝える価値のある物語があることを確かめたいと思うはずです」と述べている。なお、ムーンナイトについて、作品でメガホンを取ったモハメド・ディアブは「今後10年で見られるはず」とMCUでの再登場を予測していた。スレイターも「何らかの形で彼をまた見るのが私の願いであり夢です」と語った。

ちなみに、MCUのドラマシリーズとしては初めて、トム・ヒドルストンが主演を務める「ロキ」がシーズン2に突入する。この発表はシーズン1の最終話の中でなされ、企画の早い段階から複数シーズン化が見込まれていたようだ。

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Source:The Playlist,Variety

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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