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「ムーンナイト」は「今後10年はMCUに登場する」と監督、マーベル重要キャラになるか

ムーンナイト
(C) 2022 Marvel

オスカー・アイザックが主演するディズニープラス(Disney+)ドラマ「ムーンナイト」で、全6話にわたって監督を務めるモハメド・ディアブが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)におけるムーンナイトの重要性を語っている。

本作は、“穏やかな性格”と“暴力と残虐性に満ちた人格”を持つダークヒーロー、ムーンナイト/マーク・スペクターを描くシリーズ。英SFXの取材に登場したディアブが、リミテッドシリーズとして製作された「ムーンナイト」が秘めた可能性に言及している。

僕は映画を夢見ていて映画化を願っています。ですがマーベルの場合、彼らのやり方では映画へ移行するという感じではなく、映画を作ってからテレビ番組に行くことも出来れば戻ることも出来るんです。

そう語ったディアブは、「ムーンナイト」の最終話が配信された後も、マーク・スペクターの物語が続いていくことを想定している様子。実際、映画『アベンジャーズ』シリーズのキャラクターを主人公にした単独ドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」(2021)や「ロキ」(2021)が誕生し、映画とドラマの境界線は限られていない。さらに監督は、今後も長きにわたってムーンナイトがMCUの一部になるだろうとも予告している。

次の映画だけでなく、今後10年間で彼(ムーンナイト)を目に出来るでしょう。かなり彼は面白いキャラクターです。おそらく彼は、どの俳優にとっても演じるには非常に興味深いキャラクターではないでしょうか。オスカーは素晴らしい仕事をしていて、すでにファンは予告編の彼に好意を持っています。この番組は共感を呼ぶと思いますし、長い間にわたって彼が(MCUに)留まると私は考えています。

ディアブの発言から察するところ、シーズン2への更新であれ映画であれ、「ムーンナイト」が何らかの形で続行することを考えているようだ。

ちなみに、製作総指揮を務めるグラント・カーティスは「ムーンナイト」について、「現在のMCUとの繋がりはありません」と発言していた。通常、MCUの映画やドラマは各作品のキャラクターやストーリーが巧みに絡み合っているが、「ムーンナイト」はMCUとの直接的な繋がりが描かれる代わりに、今後のMCUを新機軸で引っ張るキャラクターになるのかもしれない。

なお「ムーンナイト」の海外最速レビューでは、「MCUのドラマとは思えない」「インディ・ジョーンズのようなタッチ」とも評されていることから、これまでのMCUとは一味違ったトーンを堪能できそうだ。

マーベルドラマ「ムーンナイト」はディズニープラスにて、2022年3月30日(水)16時より日米同時配信開始。

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    Source:SFX

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    Hollywood

    ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。