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『マザーレス・ブルックリン』エドワード・ノートン&ウィレム・デフォー、ダイナーで白熱 ─ 名優ふたりの共演シーン公開

マザーレス・ブルックリン
© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

『ファイト・クラブ』(2000)『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2014)のエドワード・ノートン監督・脚本・製作・主演、トロント国際映画祭やゴールデン・グローブ賞など国内外で高く評価されるアメリカン・ノワール『マザーレス・ブルックリン』が2020年1月10日(金)に公開される。

『ダイ・ハード』ブルース・ウィリス、『美女と野獣』(2017)ググ・バサ=ロー、『ミッション:インポッシブル』アレック・ボールドウィン、『スパイダーマン』ウィレム・デフォーなど豪華キャストが集結した本作より、このたびノートン&デフォーの共演を収めた本編映像が公開された。

1957年、ニューヨーク。トゥレット障害の発作に苦しみながらも驚異の記憶力を持つ私立探偵のライオネルは、人生の恩人であり唯一の友人でもあるボスのフランクが殺害された事件の真相を追い始める。ウイスキーの香りが漂うハーレムのジャズ・クラブからマイノリティの人々が集うブルックリンのスラム街まで、僅かな手掛かりを頼りに、彼は天性の勘と抜群の行動力を駆使して大都会の固く閉ざされた闇に迫っていく。やがて、腐敗した街で最も危険な黒幕に辿り着くが……。

このたび公開されたのは、ノートン演じる主人公ライオネルとデフォー演じる“謎を知る男”ポールが、ニューヨークのダイナーで話し合うシーン。ブルース・ウィリス演じるフランクが死の直前に関わっていた事件の捜査を引き継いだライオネルは、大規模な開発計画に関する公聴会でポールと出会う。新聞記者だと身分を偽るライオネルは、どこか事情ありげなポールと2人でダイナーを訪れた。ポールはダイナーに入るとチーズケーキを頼み、ライオネルに「何でも好き放題」と街を牛耳るBA(区監督局)の話を語り出す。本物の記者ではないライオネルはBAについて訊ねるが、ポールに叱責され、障害の発作が出てしまった。ポールは「組織は一人の人間の長い影にすぎない」という思想家・哲学者エマソンの言葉を引用し、区監督局の実力者であり権力を持つ男、モーゼスの支配について語りはじめる。

ちなみにノートンいわく、このシーンの撮影に使われたダイナーは「ウィレムと私の自宅の中間にあります(笑)」。実は2人の地元で撮影された貴重なシーンなのだ。

マザーレス・ブルックリン
© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

原作は全米批評家協会賞を受賞したジョナサン・レセム著の同名小説。ノートンは1999年の時代設定を1957年に変更し、当時の犯罪映画を彷彿とさせる古典的なスタイルで現代の社会問題に繋がるテーマを描ききった。レディオヘッドのトム・ヨークが提供したオリジナル・ソングには、ロック界の帝王レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーや、ジャズ界の重鎮ウィントン・マルサリスも参加。音楽のダニエル・ペンバートンはゴールデン・グローブ賞作曲賞にノミネートされている。

映画『マザーレス・ブルックリン』は、2020年1月10日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー

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THE RIVER編集部THE RIVER

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