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【ネタバレ】「ミズ・マーベル」最終話、ラストで明かされた衝撃の事実を解説

ミズ・マーベル
(C)2022 Marvel

この記事には、「ミズ・マーベル」第6話「ノーノーマル」のネタバレが含まれています。

ミズ・マーベル
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カマラ・カーンはミュータント?『X-MEN』への伏線か

「ミズ・マーベル」第6話「ノーノーマル」のラストで描かれたのは、ダメージ・コントロール局との戦いから1週間後。大学進学のため街を離れるブルーノは、別れの前にカマラに「話がある」と打ち明ける。なんでも、ブルーノがカマラの遺伝子構成を調べた結果、家族の中でも特異したものがあったという。ブルーノは「君の遺伝子だけ何かが違うんだよ。おそらく…突然変異だ」と言う。

突然変異(mutation)?これは、カマラがミュータントであることを示唆しているのだろうか?つまりは、『X-MEN』への伏線

その可能性は高い。ブルーノが「突然変異だ」と発した時、エレキギターの旋律がほのかに聴こえる。これは明らかに1992年の「X-Men」アニメシリーズのテーマ曲と同じだ。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)でイルミナティ版プロフェッサーXが登場した際にも同じメロディが流れている。

最終話の配信後、米Marvel公式は確信的なブログ記事を投稿している。「驚きましたか?もし驚いたなら、私たちも仲間です。『ミズ・マーベル』キャストもクルーも、この重大発表に驚いているんですからね(それから、あの音楽もちゃんと聴こえましたよね)」。

憎いことにMarvel公式は、この記事の中で「ミュータント」とか『X-MEN』といったキーワードを一切使っていない。その代わり、こんな風に書いている。「“うわぁ、人生最高の日だ!”ヘッドライターのビシャ・K・アリはMarvel.comに、あの言葉を登場させたことについて聞かれ、こう答えました」。

さて、ビシャ・K・アリが明かすところによると、カマラがミュータントであると示唆する演出は、当初の予定にはなかったものだという。ポイントは、バングルを装着したからといって、カマラの家族であれば誰でもパワーを使えるわけではない、ということ。つまりは、カマラは特別な少女であることを裏付けるために、ミュータント示唆を後から加えたらしいということだ。

この展開は今後のMCUに重大な影響を及ぼすか?もちろん及ぼすだろう。20世紀スタジオを買収したディズニーが、いつ『X-MEN』をロールアウトさせるかについては、長らく期待と共に注目されていた。これまでに「ワンダヴィジョン」『ドクター・ストレンジ/MoM』でその仄かしはあったものの、実質的にはいずれもフェイクだった。

ようやく『ミズ・マーベル』は、MCUの世界にもミュータントは存在するという重大な事実を明かした。つまりは、あの世界のどこかで、ウルヴァリンやサイクロップスやビースト、ジーン・グレイやストームたちが存在しているかもしれない、あるいはこれから誕生するかもしれないということだ。今後の作品の中でミュータントの存在が徐々に明るみとなっていき、ゆくゆくはMCU版『X-MEN』単独映画が登場する可能性すらある。

ちなみに原作コミックで、カマラ・カーンは遺伝子上インヒューマンズであり、テリジェン・ミストを浴びたことでパワーが覚醒するという設定。インヒューマンズとは特殊能力を持つ超人種族で、『ドクター・ストレンジ/MoM』に登場したブラックボルトはその代表キャラクターだ。ドラマ「ミズ・マーベル」では、原作を踏襲するのであればインヒューマンズに繋がってくるのであろうと見られていたところ、まさかのミュータント示唆が登場したためファンも驚いているところだ。

プライベートでも大のマーベル・オタクであるカマラ役イマン・ヴェラーニは、もっと驚いた。驚きすぎて、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギに「えっ本気ですか?いいんですか?めちゃくちゃ嬉しいんですけど!」と全文全角でメールしたそうだ。

この超重要なセリフを任されることになったブルーノ役マシュー・リンツも興奮を語っており、現場では超極秘で進められていたことを明かしている。

「あのセリフは脚本にもなかったんです。監督たちと話しているときに、“すごいセリフがあるからね”みたいなことは聞いたんですけど、それが何なのかは教えてくれなかった!“何がどうなるんだろう?”って感じで、全部めっちゃ秘密で動いてたんですよ。」

劇中ではさりげない会話として登場したが、ヴェラーニはそのセリフが秘めた重みと興奮をわかっていた。そのため撮影でヴェラーには、リンツが件のセリフを言うたびにニヤけてしまい、きちんと撮れるまで時間がかかったそうだ。ナキア役で居合わせたヤスミン・フレッチャーも、「イマン、あのテイク全然だめでした。もう顔がニヤけまくってて」「何度もカットしてやり直してましたよ」と証言している。

『X-MEN』につながると見られる重大展開。出演者たちもニヤけちゃって大変だったという本エピソードをもって、「ミズ・マーベル」は最終話となった。今後は、キャプテン・マーベル/ブリー・ラーソンと夢の共演が見られる『ザ・マーベルズ(原題:The Marvels)』2023年7月28日の米公開が控える。イマン・ヴェラーニも我々ファンも、『ザ・マーベルズ』でもニヤけが止まらないかも。

Source:Marvel.com

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューさせていただきました。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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