【ネタバレ】「ミズ・マーベル」あのサプライズシーン、ドラマの監督が撮影したものではなかった ─「僕たちもビックリ」

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「ミズ・マーベル」ポストクレジットシーン、『キャプテン・マーベル』続編監督が撮影していたものだった
「ミズ・マーベル」最終話の本編終了後に登場したのは、マーベル作品ではおなじみのポストクレジットシーン。科学の宿題をすると言いながらも、カマラ・カーンがベッドに倒れ込む姿から始まる。カマラのバングルが光り輝きはじめ、次の瞬間、彼女は姿を消してしまう。そして代わりに、ブリー・ラーソンふんするキャプテン・マーベルことキャロル・ダンバースが現れたのだ。キャプテン・マーベルが部屋を見渡し、「嘘でしょ」と慌てる様子が映し出された後、「ミズ・マーベルは“ザ・マーベルズ(原題)”で帰ってくる」というテロップが表示される。
こうしてカマラことミズ・マーベルが、『キャプテン・マーベル』(2019)の続編、『ザ・マーベルズ(原題)』にて再登場することが予告された。どうやら、このおまけシーンにてドラマが終了することは、フィナーレとなったエピソード6にてメガホンをとったアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラーでさえも知らなったという。
米SlashFilmのインタビューにてファラーは、ポストクレジットシーンについて質問されたところ、「あれは僕たちが撮影したものではないんです(笑)」と説明。それでは誰が一体撮影したのだろうか。それは、『キャンディマン』(2021)にて監督を務め、『ザ・マーベルズ』でもメガホンをとったニア・ダコスタだったそうだ。
「あのシーンがポストクレジットシーンになるとは知らずに彼女は撮影していたみたいです。そして、カラーグレーディングをしているときに、(最終話に追加されたことに)気が付いたんです。クレジットの後に突然、あのシーンが現れたんです。あれは衝撃的で、僕たちも本当にびっくりしましたよ。」
「ミズ・マーベル」のポストクレジットシーンが、『ザ・マーベルズ』へと繋がる展開であることは間違いなさそうだが、カマラとキャプテン・マーベルが入れ替わった理由などについては、本人も知ることができなかったという。「ケヴィン・ファイギに質問したら、“あなたはこのドラマに専念してください。ありのままを受け入れるんです。ドラマの外のことは知らなくていいんです ”と言われましたよ」。謎が残るポストクレジットシーンだが、その真相は2023年7月28日より公開となる、『ザ・マーベルズ』にて明らかとなるだろう。
ドラマ「ミズ・マーベル」はディズニープラスにて独占配信中。
Source:SlashFilm