「ミズ・マーベル」シーズン2、『マーベルズ』で「次のステップが決まる」と監督 ─ MCU他プロジェクトにも関心

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ドラマ「ミズ・マーベル」(2022)の共同監督が、シーズン2を示唆する意味深なコメントを発信していたが、どうやら続編の運命はMCU新作映画『マーベルズ』に委ねられているようだ。
「ミズ・マーベル」でスーパーヒーローの道を歩み始めた主人公カマラ・カーン(イマン・ヴェラーニ)は、映画『マーベルズ』で憧れのキャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)とモニカ・ランボー(テヨナ・パリス)とタッグを組み、巨悪に立ち向かうことになる。

米Playlistのポッドキャスト番組に、「ミズ・マーベル」で共同監督を務めたアディル・エル・アルビとビラル・ファラーが出演。シーズン2の可能性について質問されると、「『マーベルズ』(の公開)を待っているところなんです。この映画で次のステップが決まるから、すごく楽しみです」と回答した。同作の内容や評価次第では「ミズ・マーベル」シーズン2が製作される可能性があるということだろう。
また監督コンビは、「映画が待ちきれません。予告編を見るのも、ファミリーがカムバックして、素晴らしい仕事をしているイマン・ヴェラーニを目にするのも最高です」と付け加えた。
『マーベルズ』は「ミズ・マーベル」最終話の直後が舞台となり、「ミズ・マーベル」だけでなく、『キャプテン・マーベル』(2019)と「ワンダヴィジョン」(2020)の続編としても機能する。
『マーベルズ』に全てがかかっているというシーズン2の将来は不透明の状態だが、それでも監督コンビはMCUへの復帰を望んでいるとのことで、その他に参加してみたいプロジェクトにも言及した。「名前を忘れたけど、モロッコ人のスーパーヒーローもいるから、それもいいかもしれない。それに『ブレイド』も大好きで、友達のヤン・ドマンジュが監督を務めるんです。ヤンが2作目をやりたくなかったら僕たちがいるし、それから『デッドプール』。いつでも『デッドプール』のためなら駆け付けます。もし、4作目があるなら僕たちも参加しますよ」とコメントし、“マーベル大好き”ぶりをアピールして意欲を見せた。
『マーベルズ』は2023年11月10日に日米同時公開。「ミズ・マーベル」はディズニープラスで配信中。
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