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【ネタバレ】「ミズ・マーベル」あのキャラクターをもっと早く登場させる案があった ─ 待望の出会いは映画『ザ・マーベルズ』へ

ミズ・マーベル
(C)2022 Marvel

この記事には、「ミズ・マーベル」のネタバレが含まれています。

キャプテン・マーベル、もっと早く登場する案があった

ミズ・マーベル
(C)2022 Marvel

「ミズ・マーベル」最終話の本編終了後には、ポストクレジットシーンが登場。突然、カマラ・カーンのバングルが光り輝き、次の瞬間、彼女はどこかへと姿を消してしまう。消えた高校生の代わりに現れたのは、ブリー・ラーソンによるキャプテン・マーベルことキャロル・ダンバースだった。「嘘でしょ」と慌てるキャプテン・マーベルは、どこかへと走り出していく。こうして謎を残したまま、ポストクレジットシーンは幕を閉じた。

その謎について言及してくれたのは、本作にて製作総指揮と脚本を務めたビシャ・K・アリ。米Varietyのインタビューにてアリは、「カマラはキャロルに変身していません」とひとつの説を否定している。「“カマラがキャロルと入れ替わる”と言う方が正しいでしょうか」と記者から確認されると、「その通りです」と認めながら、「キャロルに変身しているわけではありません。カマラのベッドルームにいるのはキャロル・ダンバースです」とあらためて強調。つまりポストクレジットシーンのキャプテン・マーベルは、MCUにこれまで登場してきた人物と同じというわけである。

最終回に姿を現したキャプテン・マーベルだが、どうやらこのエピソード以前から登場させる案も議論されていたようで、アリはそのアイデアを採用しなかった理由を明かした。「かなり最初の段階では、それも話し合われていました。ただ、このドラマを通して伝えたいと思ったこと、カマラに経験させたいことを深く掘り下げるのであれば、彼女をはじめ、そのコミュニティや家族、友人について描かなければなりませんでした」。

あくまでもアリは、ドラマではメインキャラクターであるカマラに焦点を当てることを選択したといい、キャプテン・マーベルと出会うときは、「シーズン中に経験した旅の後」と考えたそうだ。

「カマラは彼女そのものなんです。カマラは最後に鏡を見ていますが、エピソード1のときようなキャプテン・マーベルの偽物を見ているわけではありません。[中略]来年公開される映画の中で、カマラはキャロルと出会います。ただ、もしもそのときより早く出会っていたら、全く違う方向に進んでいたと思うんです。やっとの思いで会えたとき、そこでも彼女は心から興奮して喜ぶでしょう。でもこのドラマの物語では、ふたりが出会わないことこそが重要なのではないかと感じたんですよ。」

憧れのキャプテン・マーベル。その出会いはカマラにとって、想像していたものとは全く異なるものとなりそうだが、果たしてどんな反応を見せるのだろうか。そして旅を通じて成長を遂げたカマラが、ミズ・マーベルとしてキャプテン・マーベルと共闘する姿にも注目。そんなふたりの活躍が期待される映画『ザ・マーベルズ』は、2023年7月28日に米国公開だ。

ドラマ「ミズ・マーベル」はディズニープラスにて独占配信中。

Source:Variety

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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