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ナタリー・ポートマン、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でマーベル映画に復帰か

映画『マイティ・ソー』シリーズで、天文物理学者のジェーン・フォスター役を演じていたナタリー・ポートマンが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品に復帰する可能性を示唆した。

ポートマン扮するジェーンは、『マイティ・ソー』(2011年)、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013年)にはヒロインとして登場したものの、2017年公開のシリーズ第3作『ソー/ラグナロク(原題)』には登場しないことが明かされていた。また『アベンジャーズ』シリーズにも、存在が匂わされることはあれ、きちんと登場することはなかった。さらっとMCUをフェードアウトしていった感のあるポートマンだが、実際に彼女自身、2016年8月に「私の仕事は終わったと思う」と語っていたのである。

しかし、ポートマンはここにきて、8月の発言を覆すようなコメントを発している。新作『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』(2017年3月31日日本公開)のプロモーションのため、オンライン・マガジン“Deadline.com”のインタビューに応じたポートマンは、MCU作品に参加した感想をこう述べている。

「俳優としては、(ほかの作品とは)完全にスケールが違うの。マーベル作品を撮るときは、たくさんのブルースクリーンに囲まれて、ありったけの想像力をさらに広げながら演じるんだから。とても難しいけど、やりがいのあることよ。まだ“できた!”と思ったことはないし、きちんと理解できたこともないと思う。それでも魅力的なのは、どんな映画よりも私自身が試されていると感じるからね。(撮影で)おそらく部屋だろうな、という部屋に入ると、そこには全てがあるの。そこでは全てと触れあうことができるし、その“全て”は世界のなんにでもなるのよ。でもそっちを想像する必要はなくて、私たちは役柄の感情の状態に入るだけ。だからブルースクリーンの映画に出るときには、(役柄の)外と中にあるすべてをイメージして、その世界全体を作らなきゃいけないのよ。まるで子供に戻るみたいに」

撮影の課題をありありと語るポートマンに、インタビュアーは「今後、マーベル映画にはまだ出るの?」と尋ねている。すると彼女は、「ええ、そうね。いつか必ずやってみせるわ」と答えている。「仕事は終わった」発言から約4ヶ月が経過し、なんらかの変化があったとみて良さそうだ。

2018年公開予定の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、アンソニー&ジョー・ルッソ監督いわく、66名のキャラクターが登場する作品になるという。本当にその人数が登場するかどうかはおいておくとして、ポートマンがMCUに復帰する機会としては現在最も有力だろう。どの作品でどんな再登場を果たすのか、続報を楽しみにしたいところだ。

sources: http://comicbook.com/2016/12/30/thor-star-natalie-portman-open-to-returning-to-marvel-cinematic-/
http://deadline.com/2016/12/natalie-portman-jackie-interview-the-actors-side-video-1201876966/
Eyecatch Image: http://www.huffingtonpost.com/2013/12/03/natalie-portman-thor-the-dark-world_n_4377338.html
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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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