Netflix2021年1月ラインナップ ─ アニメ版『ジュラシック・ワールド』新シーズンからニコラス・ケイジの「卑語」番組、「コブラ会」シーズン3まで

ついに2021年がスタートする。1月のNetflix作品ラインナップはさっそく注目作が目白押しだ。ニコラス・ケイジが卑語の歴史を案内してくれるクセ強めの番組やシャイア・ラブーフ&ヴァネッサ・カービー共演のヒューマンドラマ作品、『ジュラシック・ワールド』のアニメシリーズなど、幅広いジャンルが2021年の幕開けを彩ってくれる。
本記事では上述の作品のほか、1月配信の注目Netflix作品をピックアップしてご紹介する。
「コブラ会」シーズン3 1月1日
『ベスト・キッド』(1984)の正当な続編として製作されている人気ドラマシリーズ。
「コブラ会」は、『ベスト・キッド』のダニエル・ラルーソーと“宿敵”ジョニー・ロレンスの30年後を描くストーリー。今では自動車ディーラーとして働きながら人生のバランスに思い悩むダニエル、以前の栄光を蘇らせるべく「コブラ会」を再建するジョニーを映画版に続いてラルフ・マッチオ&ウィリアム・ザブカが再演し、マーティン・コーヴもジョン・クリース役で再登場した。

出演者には、『ベスト・キッド』からダニエル役のラルフ・マッチオ、ジョニー役のウィリアム・ザブカらが復帰。脚本・製作総指揮は『オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式』(2010)のジョシュ・ヒールドと、ジョン・ハーウィッツ&ヘイデン・シュロスバーグが務めている。
「あなたの知らない卑語の歴史」1月5日
ニコラス・ケイジといっしょに卑語の歴史を遡るオリジナルシリーズ。
本作は、“Fuck”、“Shit”、“Bitch”、“Dick”、“Pussy”、“damn”など、下品ながらも至るところで使用されている英語の代表的な卑語「Swear Words」について紹介する作品。これらの言葉がどのように生まれて、ポップカルチャーの中でどのように扱われてきたのか、そして言葉が科学的・文化的にどのような影響を与えたのかについて、ポップカルチャーや歴史、芸能などの専門家への取材を通じて紐解いていく。ホストは、俳優ニコラス・ケイジが務める。

私というパズル 1月7日
『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』(2014)『ジュピターズ・ムーン』(2017)などで知られるコルネル・ムンドルッツォ監督初の英語作品。シャイア・ラブーフ&ヴァネッサ・カービーが夫婦役で共演している。
独創的な映像表現で社会問題に切り込み、観客に衝撃を与えてきたムンドルッツォ監督が手がける本作では、失われた命への思いを胸に、生きる道を賢明に模索する女性の姿が生々しく描かれる。子供を失った深い悲しみを乗り越えようとする妻は、対立の絶えない夫や高圧的な母、そして業務上過失致死傷の罪に問われる助産師と向き合っていく。死産した原因は何だったのか、果たして夫婦は深い悲しみを乗り越えることが出来るのか……。
出演者にはシャイア・ラブーフ&ヴァネッサ・カービーのほか、助産師役に「ハウス・オブ・カード 野望の階段」(2013-2018)のモリー・パーカー、『エクソシスト』(1973)のエレン・バースティン、「キング・オブ・メディア」(2018-)のサラ・スヌーク、『グッド・タイム』(2017)のベニー・サフディ、『ラスト・ブラックマン・イン・サンフランシスコ』(2019)のジミー・フェイルズなど、実力に溢れた俳優陣が集結。製作総指揮には、巨匠マーティン・スコセッシなどが就任している。