『スーパーヒーローへの道』7月9日

2021年、パリ。スーパーヒーローたちがすっかり溶け込んでいる社会。街には、能力を持たない者に、特殊な能力を授ける秘薬が密かに流行していた。立て続けに起きる事件を、警部補のモローとシャルツマンが調査することになる。ふたりは、自警団の古株であるモンテカルロとカリスタの協力を得て、秘薬の拡散を食い止めるべくあらゆる手を尽くす。しかし、モローの過去が明らかになり、事態はより複雑化して……。

出演は、『トラブル・ウィズ・ユー』（2018）のピオ・マルマイ、「ジ・エディ」（2020）のレイラ・ベクティ、『スターは俺だ！』（2004）のブノワ・ポールヴールド、『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』（2018）のスワン・アルローら。監督・脚本は、俳優として『ラジオスター』（2012）や『次は、心臓を狙う。』（2014）に出演したダグラス・アタル。本作で長編映画監督デビューを飾る。

『クラシック・ホラー・ストーリー』7月14日

イタリア南部、RV車に相乗りした5人の旅行者たち。夜道で動物の死骸を避けようとした車が木に激突し、意識を取り戻すと彼らは森の中にいた。通ってきた道は消え、人を寄せ付けない深い森が広がり、空地に1軒の木造の家があるばかり。まもなく、そこは不吉なカルト集団の拠点であることが判明する。果たして5人は、お互いを信頼し、囚われた悪夢から逃げ出すことができるのだろうか……。

出演は、『Summertime／サマータイム』（2016）のマチルダ・ルッツ、「Zio Gianni（原題）」（2014-2016）のフランチェスコ・ルッソ、『黒の魂』（2014）のペピーノ・マッツォッタ、『レガシーオブライズ』（2020）のユリア・ソボル、『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』（2013）のウィル・メリック、『ドッグマン』（2018）のアリダ・バルダリ・カラブリア、『リベラ／ナポリな女たち』（1993）のクリスティーナ・ドナディオら。監督は、イタリア出身のロベルト・デ・フェオとパオロ・ストリッポリが務めた。

 『愛しい人から最後の手紙』7月23日

野心溢れるジャーナリスト（フェリシティ・ジョーンズ）が、1960年代にひそかに書かれた一連のラブレターを発見したことから、あるカップルの禁断の恋が現代によみがえる。英出身の作家ジョジョ・モイーズの壮大な愛の物語を映像化したヒューマンドラマだ。

主演は、『博士と彼女のセオリー』（2014）『ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー』（2016）などで知られるフェリシティ・ジョーンズ。脇を固める共演者として、『ファンタスティック・ビースト』シリーズのカラム・ターナー、『女王陛下のお気に入り』（2018）のジョー・アルウィン、『ダイバージェント』シリーズのシェイリーン・ウッドリー、『1917 命をかけた伝令』（2019）のナブザン・リズワンらが参加している。監督は、「ユーフォリア/EUPHORIA」（2019）などのオーガスティン・フリッツェルが務めた。

「スカイ・ロッホ －赤い空の向こうに－」シーズン2　7月23日

主人公は、自由を求めて逃げる3人の女性コーラル、ウェンディ、ジーナ。彼女たちは、売春宿「花嫁クラブ」の元締めロメオの手下であるモイゼスとクリスチャンに追われることになる。必死の逃避行の道中では、数々の危険に直面していき…。