2021年6月配信開始のNetflix作品は、『アイアンマン』『アベンジャーズ』シリーズなどで知られるロバート・ダウニー・Jr.製作のDCドラマ「スイート・トゥース: 鹿の角を持つ少年」や人気ミステリシリーズ「Lupin/ルパン」のシーズン2、スペイン発の青春ミステリ「エリート」のシーズン4など、ドラマが豊富にラインナップ。

映画からは、ケヴィン・ハートが主演を務める父親の子育て奮闘記『ファザーフッド』やブルックリンの陸上3姉妹の成長を追ったドキュメンタリー映画『シェパードシスターズ: 貧困から栄光へ』など、注目作品が到着した。

本記事では上述の作品のほか、6月配信のNetflix作品をピックアップしてご紹介する。

「スイート・トゥース: 鹿の角を持つ少年」6月4日

マーベル作品でおなじみのロバート・ダウニー・Jr.が製作総指揮を務めるDCコミックス原作ファンタジー。

10年間、人里離れた森の中の家で安全な暮らしを送ってきたシカと人間のハイブリッドの少年ガス （クリスチャン・コンヴェリー）。外の世界を知らないガスは、ひょんなことから放浪を続ける一匹狼の男ジェパード （ノンソー・アノジー）と知り合う。ガスの出自、ジェパードの過去、そして本当の“故郷”とは何なのか…。その答えを探して、2人は変わり果てたアメリカを横断する途方もない冒険へと旅立つ。

しかし、彼らの物語は予想外の仲間と敵でいっぱい。ガスは、森の外に広がる魅力的で危険な世界が、想像を絶するほど複雑だということをすぐに学ぶことになる。

原作はジェフ・レミアによるDCコミックスシリーズ。製作総指揮はロバート・ダウニー・Jrとスーザン・ダウニーのほか、ジム・ミックル、ベス・シュワルツ、アマンダ・バレル、リンダ・モランが務める。出演は『ビューティフル・ボーイ』（2018）のクリスチャン・コンベリー、『ウエストワールド』（1973）のジェームズ・ブローリンら。

『AWAKE／アウェイク』6月9日

『サムワン・グレート 〜輝く人に〜』（2019）「ブルックリン・ナイン-ナイン」（2013-）のジーナ・ロドリゲスが主演を務めるSFファミリー映画。

地球上の電子機器すべてを壊滅させる異変が勃発。人々は眠ることもできなくなり、世界は瞬く間に破滅の一途をたどっていく。辛い過去を持つ元兵士のジル（ジーナ・ロドリゲス）は、自身の娘マチルダがこの危機を救う鍵を握っていることを知る。葛藤するジルは、娘を守り世界を救うことができるのか…。

主演のジルを演じるのは、ジーナ・ロドリゲス。共演に、娘マチルダ役で『アベンジャーズ／エンドゲーム』（2019）『ラブ＆モンスターズ』（2021）のアリアナ・グリーンブラット、『クロール -凶暴領域-』（2019）バリー・ペッパー、『ヘイトフル・エイト』（2012）ジェニファー・ジェイソン・リー、「ゲーム・オブ・スローンズ」（2011-2019）フィン・ジョーンズ、『タイタニック』（1997）フランシス・フィッシャーらが名を連ねている。

監督は『さようなら、コダクローム』（2017）のマーク・ラソ。脚本は、マークと共同で『ソンビーズ』シリーズのジョセフ・ラソが執筆した。

「Lupin／ルパン」パート2　6月11日

『最強のふたり』（2011）や『ジュラシック・ワールド』（2015）バリー役などで知られるフランス人俳優オマール・シーが主演を務める人気ミステリーの第2シーズン。