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『エイリアン』シリーズ新作が企画中、『コヴェナント』続編ではない可能性も

エイリアン
(C)2012 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

映画『エイリアン』シリーズの新作企画が進行中のようだ。米Forbesのインタビューにて、リドリー・スコット監督は「現在進行中です」と認めながら、『プロメテウス』(2012)『エイリアン:コヴェナント』(2017)に回帰する内容にはならない可能性を示唆している。

「我々は『プロメテウス』『コヴェナント』で、物語の起源を描く事に尽力しました。『プロメテウス』が上手く物語を立ち上げましたが、再び直接的に回帰するべきなのかは疑わしい部分がありますね。私は常に根本的な内容の質問を自分自身に繰り返しています。“フェイスハガーやチェストバスターの勢力は枯れ果てたのか、起源を掘り下げる中でシリーズとして作品を位置付けする必要はあるのか”と。」

近年、スコット監督は『プロメテウス』『エイリアン:コヴェナント』の前日譚シリーズを発表したが、前作の興行的不振によって続編の製作は見送られることになってしまった。ところが、2019年5月に状況は一転、監督が続編脚本の執筆段階にあること、製作を担当してきた20世紀フォックスを買収したウォルト・ディズニー・カンパニーとの間で話し合いの場まで設けられたこと判明している

また、2020年6月には、スコット監督は「利用的価値がまだ十分に残っていると思います。ただ、今度は再び進化させなければなりませんね」と製作に意欲的な姿勢を示すだけでなく、作品の内容についても明かしていた。「この生き物は一体どうやって誕生したのか、そして宇宙船みたいなものは、なぜ彼らの卵を運び、旅をしているのか。“誰が、なぜ、何の目的で”が次のアイデアになるでしょう」。今回の発言の真意や前回の発言との関係性は不明だが、いずれにせよ新たな『エイリアン』シリーズの開幕を予感させられる内容だ。今後の動向に注目したい。

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発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C)2012 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

Source: Forbes , IndieWire

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。