「パワーレンジャー」新実写シリーズがディズニープラスで準備中 ─ 「パーシー・ジャクソン」ショウランナーが手がける

アメリカ版「スーパー戦隊シリーズ」である「パワーレンジャー」の新作実写ドラマシリーズが、ディズニープラス向けに準備中であることがわかった。米The Wrapが報じた。
脚本・製作・ショウランナーはドラマ版「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」のジョナサン・E・スタインバーグとダン・ショッツ。映画版が先行する題材を再映像化した「パーシー・ジャクソン」は、シーズン3更新も決定したばかりの評判シリーズだ。
「パワーレンジャー」は日本の「スーパー戦隊シリーズ」のアメリカ輸出版で、主に特撮シーンは日本版を使用しながらローカライズを行なって1990年代より現地で人気を高めた。日本人同様、カラフルなレンジャーヒーローを観て育ったというファンは海外にも多い。

2017年にはライオンズゲートによる実写映画『パワーレンジャー』が公開されたが、少年少女のドラマ部分を前面に押し出しすぎたあまりアクションヒーロー作品としての期待に応えられず、興行・批評面で苦戦。映画のラストでは続編を示唆する一幕もあったが、それ以来打ち切りとなっている。

このシリーズは長年サバン・ブランドが映像作品や玩具の展開を行ってきたが、2018年にハズブロ社が権利を買収。新シリーズではハズブロが製作を手がけ、新たなファン層の獲得を目指す。ハズブロはこのほか、「マジック・ザ・ギャザリング」「モノポリー」など自社の有名タイトルに基づく映像企画も進めている。同社が誇る世界的映画フランチャイズ『トランスフォーマー』に続くヒットとなるか注目だ。
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Source:The Wrap