『ワンダーウーマン』新作映画が進行中、ジェームズ・ガン認める

ジェームズ・ガン率いる新DCユニバースにて、『ワンダーウーマン』新作映画が準備中であることがわかった。ガンが米Entertainment Weeklyにて認めた。
現在DCユニバースは、これまで展開されたシリーズを打ち切ってリブートを立ち上げたところ。2025年7月11日には劇場映画第1弾『スーパーマン』がデビュー。ワンダーウーマン関連作としては、キャラクターの故郷セミッシラを舞台とするドラマシリーズ「パラダイス・アイランド」(※発表時は「パラダイス・ロスト」との名称だったが、今回の記事ではそう表記されている)があるのみだった。
ガンはこの度、「パラダイス・アイランド」について「ゆっくりだが進行している」と進捗を述べつつ、『ワンダーウーマン』新作映画が現在執筆中だと発言。初期段階にあると見られるが、企画が立ち上がっていることを伝えた。
ワンダーウーマンは旧シリーズでガル・ガドットが演じた。2017年の映画『ワンダーウーマン』は女性ヒーロー映画として記録的な大ヒットとなったが、続編『ワンダーウーマン 1984』(2020)はコロナ禍もあってヒットに恵まれなかった。パティ・ジェンキンスは第3作に向けて準備を進めていたが、ワーナー・ブラザースによるシリーズ刷新のために頓挫している。
新ワンダーウーマン役のキャスティングはまだ開始されていないという。この役を射止めた者はキャリアが一変するだろう。「パティ・ジェンキンスと共にワンダーウーマンの単独映画をやれたことで、人生が変わりました」と、前任のガドットは振り返っている。
新ユニバースでは、比較的無名だったデヴィッド・コレンスウェットがスーパーマンを演じる。バットマン役もまだ決まっておらず、“ビッグスリー”の再実写実現はこれからだ。
▼ 「僕は今日を救う 君は世界を救え」
新ワンダーウーマン役は『モービウス』女優? ジェームズ・ガン、SNSの噂に反応 昔の作品でタッグ経験アリ 新DC、バットマンとワンダーウーマンは「優先事項」 ─ 『ザ・バットマン』とは別の存在、「愉快で楽しいバットマンに興味がない」 『ザ・フラッシュ』監督が就任 ハンス・ジマー、初日本公演の直前に語った「本当の思い」 ─ 単独ロングインタビュー6000字 じっくりお読みください 新ワンダーウーマン役に『シャザム!』メアリー役を推す声に「本当に嬉しい」 ─ 「このユニバースにいられるのは宝くじに当たるようなもの」 現時点では再登場予定なし ガル・ガドット、ワンダーウーマン役振り返る「人生が変わった」 パティ・ジェンキンスも賞賛