『キャプテン・フィリップス』トム・ハンクス&ポール・グリーングラス監督の再タッグ作、米特報映像が公開 ─ 元兵士と孤独な少女の旅を描く

『キャプテン・フィリップス』(2013)のトム・ハンクス主演、ポール・グリーングラス監督最新作『News of the World(原題)』より米国版の特報映像が公開された。
『News of the World』は、作家ポーレット・ジルズの同名小説を基に南北戦争の終結から5年後を舞台にした作品。経験豊富な元兵士ジェファーソン・カイル・キッドは、町を転々としながらニュースを人々に伝える仕事に就いている。旅を続ける中、アメリカ・テキサス州の平原で、4歳の頃に先住民族にさらわれ、育てられた10歳の少女ヨハンナと出会う。そして、少女の意志に反しながらも、彼女の実の叔父叔母の下に送り届けることに。ジェファーソンとヨハンナは故郷と呼べる場所を求める中、容赦ない自然と邪悪な思惑を持つ人間達に立ち向かうことになる。
特報映像ではジェファーソンとヨハンナが、雄大に広がる荒野を旅する姿が捉えられている。外の世界を知らないヨハンナに、ジェファーソンが言葉を教えていく。微笑ましい場面が続く中、二人は謎の武装集団から道を阻まれてしまう。「少女はいくらだ?」「彼女は売り物じゃない」。ヨハンナを求める武装集団や容赦ない自然を前に、二人は苦難を乗り越えて、故郷と呼べる場所に辿り着くことは出来るのか……?
出演者にはジェファーソン・カイル・キッド役を務めるトム・ハンクスの他、ヨハンナ役に『System Crasher(英題)』で高く評価されたヘレナ・ゼンゲル、『リンカーン』(2012)のエリザベス・マーヴェル、「ミルドレッド・ピアース 幸せの代償」(2011)のメア・ウィニンガムなどが名を連ねている。脚本を務めたのは、『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』(2016)『ビューティフル・ボーイ』(2018)のルーク・デイヴィス。製作には、『グレイハウンド』(2020)のゲイリー・ゴーツマン、『リリーのすべて』(2015)のゲイル・マトラックスなどが名を連ねている。音楽は、『シックス・センス』(1999)『ダークナイト』(2008)など錚々たる作品を手掛けてきたジェームズ・ニュートン・ハワードだ。
映画『News of the World(原題)』は、2020年12月25日に米国公開予定。
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Source:The Playlist