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THE RIVERニュースレター 7月21日号 ─ キアヌ・リーブスの来日どうなる?

THE RIVERのニュースレターです。日々のニュースや話題から注目のトピックを厳選して紹介・解説します。面白い最新情報や、タメになる話まで。THE RIVER運営代表の中谷が担当。

キアヌ・リーブスがバンド「Dogstar」で9月に来日します。同月22日には『ジョン・ウィック:コンセクエンス』も公開されるので、たっぷり日本に滞在してもらって、バンドのライブと映画のイベントを……となれば良いのですが、それまで全米俳優組合ストライキが続いていれば話は別。つまり、キアヌは『ジョン・ウィック』最新作が日本公開を果たすタイミングで来日していながら、映画の話を出来ない、イベントに出られないという奇妙な状況となりそうなのです。

このシリーズでは新日家のチャド・スタエルスキ監督と揃って来日し、ホテルのバーでウイスキーを飲みながら次作の構想を練るのがお決まりに。ストライキは俳優組合によるものなので、監督に制限は生じません。現時点でどうなるかはわかりませんが、もしかしたらチャドとキアヌは日本で密かに合流する……ということになるのかもしれません。

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きょうの話題

  • 『ターミネーター』ジェームズ・キャメロン、「私が1984年に警告したのに」とAI脅威を語る
  • ロバート・ダウニー・Jr.、『オッペンハイマー』は「自分の出演作で最高」
  • 27年前の2パック暗殺事件に関する家宅捜索が行われる
  • 『スター・ウォーズ』ランド・カルリジアンのドラマは動きナシ

『ターミネーター』ジェームズ・キャメロン、「私が1984年に警告したのに」とAI脅威を語る

『ターミネーター』シリーズのジェームズ・キャメロンが「私は1984年に警告したのに、誰も耳を貸さなかった」とAIの脅威についてコメントしている。

現在ハリウッドを揺るがしている脚本家と俳優のストライキでは、AIから人材を保護するための条項も重要な争点となっている。キャメロンの映画では、AIロボットが人類を滅ぼす未来が描かれた。

もっともキャメロンは、AIが作ったものが観客を感動させられるとは思わないとの考え。「もし20年後にAIがアカデミー賞最優秀脚本賞を獲ったら、もっと真剣に考えるようになると思う」とも話した。AI最新事情を踏まえた『ターミネーター』新作を執筆中であるほど、キャメロンにとってこのテクノロジーは重要な関心ごとになっている。

なおAIについては、アーノルド・シュワルツェネッガーも「あれから数十年が経ち、現実のものとなっている」と、『ターミネーター』にいかに先見の明があったかを語っている

ロバート・ダウニー・Jr.、『オッペンハイマー』は「自分の出演作で最高」

ロバート・ダウニー・Jr.が、出演最新作『オッペンハイマー』について「自分の出演作の中で最高の映画」とイベントでさりげなくコメントした。ダウニー・Jr.はマーベル映画でアイアンマン/トニー・スターク役を長年演じ続けたことで、演技力が衰えてしまう懸念を抱いていたところ、クリストファー・ノーランによって新たな機会を得られたことをありがたく思っているようだ。

アイアンマン役卒業後のダウニー・Jr.は、『ドクター・ドリトル』が苦い結果に終わるなど、役者としては模索しているようなところもあった。プロデューサー業にも注力していた印象だが、『オッペンハイマー』で心機一転、役者として新たな境地を見出す。

ところで『オッペンハイマー』国内公開予定の情報は未だに入ってきていない。

27年前の2パック暗殺事件に関する家宅捜索が行われる

米ラスベガス警察が、ラッパー・2パックの27年前の殺人事件の捜査令状を出し、現地時間7月17日にヘンダーソン史での家宅捜索を行なった。

90年代のヒップホップシーンを代表する2パックは1996年に何者かによる襲撃で死去。今なお未解決事件として真相は闇に葬られたままだ。事件の捜査については、これまでドラマ「Unsolved: 未解決ファイルを開いて」や映画『『L.A.コールドケース』などでも度々扱われてきた。

担当のジェイソン・ヨハンソン警部補は、「事件からしばらく経ちました」「未解決の事件であり、いつかそれを変えることがてきたらと願っています」とコメントした。

『スター・ウォーズ』ランド・カルリジアンのドラマは動きナシ

『スター・ウォーズ』ランド・カルリジアンの単独ドラマは、しばらく動きが止まっているようだ。ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディは4月に行われた「スター・ウォーズ・セレブレーション」で企画がまだ継続中であることを語っていたが、ドラマの脚本家ジャスティン・シミエンは「それ以来何も聞かされていない」と待ちぼうけ状態だという。

もちろん現在は脚本家ストライキが行われていることもあり、あらゆる企画は中断せざるを得ない状態。それでもシミエンは、「スケジュールの都合で一時中断しますと言われて、その次に連絡があったのは2020年だった。だからどうなっているのか、さっぱりわかりません」と、企画が亀の歩みになっていることを話している。

さらに親会社ディズニーは、『スター・ウォーズ』含む傘下ブランドの企画開発をスローダウンする方針。製作が動き出すまでには、まだまだかかりそうだ。

情報参考:Deadline,Deadline,LVRJ,The Direct

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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