THE RIVERニュースレター 12月1日号 ─ 『セイント』リブート/『スクリーム7』/『アバター3』/『アクアマン2』不安

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きょうの話題
- 『セイント』(1997)がリブート、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』監督が就任
- 『スクリーム7』ジェナ・オルテガ降板理由はギャラの折り合い
- 『アバター3』製作順調、2025年公開目指す
- 今年のホリデー映画、『アクアマン2』だけだと不安視
『セイント』(1997)がリブート、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』監督が就任
ヴァル・キルマー主演の1997年の映画『セイント』がリブートされる。監督を務めるのは『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のダグ・リーマン。主演は「ブリジャートン家」のブレイク俳優、レゲ=ジャン・ペイジだ。
元々クリス・パイン主演、デクスター・フレッチャー監督で準備されていた企画が一新された。あらすじなどは明かされていない。
この物語は、1960年代にロジャー・ムーアが主演したドラマ「セイント 天国野郎」もあった。返送の達人である大怪盗サイモン・テンプラーを描く作品だ。
『スクリーム7』ジェナ・オルテガ降板理由はギャラの折り合い
人気ホラーシリーズ最新作『スクリーム7』からジェナ・オルテガが降板した。スケジュールの都合とされていたが、実際にはギャラの折り合いがつかなかったためのようだ。
Netflix「ウェンズデー」でブレイクしたオルテガ側は、前作までの6桁のギャラではなく、7桁後半のギャラを要求したとの新情報が入っている。『スクリーム6』でも、シドニー・プレスコット役のネーヴ・キャンベルが出演料を理由に降板していた。
ちなみに『スクリーム7』では、主演を勤める予定だったメリッサ・バレラがSNS投稿を問題視されて解雇となっていた。主要キャストが相次いで離脱する状況となっている。
『アバター3』製作順調、2025年公開目指す
ジェームズ・キャメロンの『アバター』シリーズは5作目までが製作される予定で、その道のりは途方もない。脚本家ストライキを受けて全作公開延期となっていたが、現在は順調に製作が進んでいるようだ。
『アバター3』は2025年12月19日、『4』は2029年12月21日、そして『5』は2031年12月19日というビッグプロジェクト。3作目は『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』と同時に撮影が行われていた。
ジェームズ・キャメロンは現在3作目のがポストプロダクション段階にあると明かし、最新の予定通り2025年のクリスマスシーズンに公開になるとコメント。これから「慌ただしい2年間に入る」と語った。
今年のホリデー映画、『アクアマン2』だけだと不安視
今年のホリデーシーズンの映画業界は心配だ。10億ドルの興行収入が見込める大作映画がないことを、アメリカの劇場は不安視しているという。
昨年は『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が大ヒットを記録したが、今年は『アクアマン/失われた王国』(米2023年12月22日、日本2024年1月12日)があるばかり。近年のDCは『シャザム!〜神々の怒り〜』『ザ・フラッシュ』と期待外れのパフォーマンスが続いており、マーベル映画ですら不況である。
「今年のホリデーシーズンは『アクアマン』にかかっている。なかなか頼りないものだ」と専門家。「果たして、DCのネガティブなノイズを切り抜けられろうだろうか?」
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