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「東京コミコン2023」が今年も終了しました。初年度から（コロナ禍でリモートとなった回を除いて）すべての年のセレブステージを取材してきましたが、今年は通訳さんやMC（小田井涼平さん、LiLiC0さん）の進行が特にスムーズで素晴らしかったと思います。参加された皆様、そして開催に携わった皆様、お疲れ様でした。また来年も楽しみです。

ハリウッド最新映画、新規ディール情報まとめ

気になるディール情報が入っているので、いくつかまとめてご紹介する。

Apple製作によるジョージ・クルーニー＆ブラッド・ピット共演映画『Wolfs（原題）』と、スカーレット・ヨハンソン＆チャニング・テイタム共演映画『Project Artemis（原題）』はソニー・ピクチャーズが配給権を獲得した。Appleとソニピクの組み合わせとしては『ナポレオン』に続く。

ライアン・レイノルズ主演の強盗コメディ最新作（タイトル未定）はNetflixがディール締結。サイモン・キンバーグがプロデュースに入る。レイノルズとNetlixは『ヒットマンズ・ボディガード』（2017）『6アンダーグラウンド』（2019）『レッド・ノーティス』（2021）『アダム&アダム』（2022）など蜜月だ。

クリスチャン・ベールとブラッドリー・クーパーがスパイ・スリラーで再共演

クリスチャン・ベールとブラッドリー・クーパーが冷戦スパイ・スリラー『Best of Enemies』で共演する。同名小説が原作で、CIA諜報員とKGB諜報員の立場を超えた絆を描く。

脚本は『アメリカン・ハッスル』（2012）のエリック・ウォーレン・シンガー。ベールとクーパーは『アメリカン・ハッスル』でも共演している。

入札戦の末、Amazon MGM Studiosが権利を獲得。本国で劇場公開が予定されているという。

ライアン・ゴズリングが『狼男』降板、後任も決定

『狼男』（1941）のリメイク版『Woulf Man（原題）』から主演のライアン・ゴズリングが降板した。代わりを務めるのは『ポゼッサー』（2020）などのクリストファー・アボット。

監督は『インシディアス』シリーズや『透明人間』（2020）のリー・ワネル。ブラムハウスが制作を務める。

元々はゴズリングと共に『ブルーバレンタイン』（2010）や『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ／宿命』（2012）でタッグを組んだデレク・シアンフランスが交渉に当たっていた。ワネルも一度交渉していたが当時はスケジュール都合で決裂。その後、改めて就任が決まっていたようだ。

ナオミ・スコット、『スマイル』続編で主演決定

映画『SMILE スマイル』（2022）の続編で、『アラジン』ジャスミン役などのナオミ・スコットが主演を務める。

1作目は1,700万ドルの低予算ながら全世界2億ドル超えの大ヒット。多くの若手俳優がこの続編の主演の座をかけて競走したという。

『パワーレンジャー』（2017）『チャーリーズ・エンジェル』（2019）のスコットは今後A24映画の『Wizards!』が控えており、こちらではオーランド・ブルームらと共演する。

情報参考:Deadline,Deadline,THR,Deadline