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『ゴジラ:キング・オブ・モンスターズ』マイケル・ドハティ監督、カルトホラー『ミディアン』ドラマ版の監督に就任

東京コミコン2018 マイケル・ドハティ
©THE RIVER

『ゴジラ:キング・オブ・モンスターズ』(2019)のマイケル・ドハティ監督が、カルトホラー映画『ミディアン』(1990)のリブートとなるテレビシリーズ「Nightbreed(原題)」で監督を務めることがわかった。米ComingSoon.netにて、原作者のクライブ・バーカーが明らかにした。

小説『死都伝説』をもとに、原作者のバーカー自身が脚本・監督を務めた『ミディアン』は、ひとりの連続殺人鬼の陰謀により、ひっそりと暮らしていた闇の種族“ナイトブリード”と人間が抗争を繰り広げる物語。興行的には振るわなかったが、のちにホラー/ファンタジー映画ファンからの支持を獲得。ホラー映画界の巨匠デヴィッド・クローネンバーグが殺人鬼役を演じたことも話題を呼んだ。

ドラマ「Nightbreed」で、バーカーは原案を担当している模様。監督に就任したドハティは、同じくバーカーの原作・脚本・監督による映画『ヘル・レイザー』(1987)を継承するドラマ版(タイトル未定)でも脚本・製作総指揮を務めているため、同時に2作品でタッグを組んでいることになる。

もともとドハティ監督といえば、『ブライアン・シンガーの トリック・オア・トリート』(2007)『クランプス 魔物の儀式』(2015)などでホラー映画の経験豊富な人物。『ゴジラ』で怪獣映画ファンを驚愕させた才能が、再びホラーの世界に戻ってくるのだ。

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Source: ComingSoon.net

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。