ジャー・ジャー・ビンクスはドラマ「オビ=ワン・ケノービ」に登場しない模様

『スター・ウォーズ』新たな実写ドラマシリーズ「オビ=ワン・ケノービ」の主要キャストが発表された。映画からおなじみのキャラクターとしては、主人公のオビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)はもちろん、アナキン・スカイウォーカー(ヘイデン・クリステンセン)や、オーウェン・ラーズ(ジョエル・エドガートン)、ベルー・ラーズ(ボニー・ピエス)もいる。
ここに、オビ=ワンとはかつて共和国時代に行動を共にしたジャー・ジャー・ビンクス役のアーメッド・ベストの名はない。つまり「オビ=ワン」にジャー・ジャーは登場しないということだ。これについて尋ねられたベストは、Twitterで次のように答えている。
Thanks for the love, but I will not be in this series. As much as I would’ve loved to be a part of it. But I’m ecstatic to see folks who I love dearly back together doing great things. https://t.co/5bzLq9yslh
— Ahmed BEst (@ahmedbest) March 29, 2021
「愛をありがとう。でも僕はこのシリーズには登場しません。すごく参加したかったんですけどね。でも、大好きなみんながまた戻って、スゴイことをやってくれるのを観られるなら、嬉しい限りです。」
ベストはおよそ1年前(2020年4月)にも、「オビ=ワン」への再登場は「聞かされていない」として関与を否定しながら、「脚本次第です。ユアン・マクレガーとは、是非もう一度共演したいですね」と前向きな姿勢を見せていた。残念ながら、その後ルーカスフィルムからの具体的な打診はなかったようで、再出演には至らなかったようだ。
ジャー・ジャー・ビンクスは『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999)ではアナキンやオビ=ワン、クワイ=ガンと共に行動したが、ドジが多く、ファンには不評だった。『エピソード2/クローンの攻撃』(2002)では、パルパティーン最高議長に非常時権限を与えるべきだと主張し、結果としてこれがダース・シディアス(パルパティーンの正体)に共和国を牛耳らせ、グランド・アーミーを創設させることに繋がった。ジャー・ジャーはアニメ「クローン・ウォーズ」にも登場。『エピソード3/シスの復讐』(2005)ではパドメ・アミダラの葬儀に出席し、肩を落とす姿が見られた。
ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」は『シスの復讐』 の10年後が舞台となるから、もしもジャー・ジャーが登場していたら、この賛否のグンガン人の”その後”が描かれていただろう。『ファントム・メナス』公開から22年、あの気の抜けたような笑顔をまた観てみたいと願うファンもいるに違いないが……。
Disney+(ディズニープラス)配信予定のドラマ「オビ=ワン・ケノービ」は2021年4月より撮影開始予定。