クリストファー・ノーラン、新作映画は「革新的アクション大作」か ─ 主演は『ブラック・クランズマン』ジョン・デヴィッド・ワシントンに決定

『ダークナイト』3部作や『ダンケルク』(2017)などで知られる、“現代の巨匠”クリストファー・ノーラン監督の新作映画(タイトル未定)が「大スケールの革新的ブロックバスター映画」になるという。米Varietyが報じている。
今回の報道によれば、新作で主演を務めるのは『ブラック・クランズマン』のジョン・デヴィッド・ワシントン。自身の作品について外部に明かさないことで知られるノーラン監督は、今回も秘密主義のもとで企画を進行中。タイトルやストーリーなどはすべて伏せられており、ワシントンの演じる役柄についてもわかっていない。なおVarietyによれば、本作もIMAX上映が予定されているという。
名優デンゼル・ワシントンの息子であり、アメリカン・フットボール選手としても活躍したジョン・デヴィッド・ワシントンは、2015年より俳優業を本格的に開始。ドウェイン・ジョンソン主演ドラマ「ballers/ボウラーズ」(2015-)で注目を浴びたのち、『愛・ビート・ライム』(2017、別題『愛はラップに勝る』)や、ロバート・レッドフォードの俳優引退作『The Old Man & The Gun(原題)』(2019年夏公開)にも出演している。

初の主演作となった『ブラック・クランズマン』は、黒人刑事が白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)へと潜入捜査したという衝撃の実話を鬼才スパイク・リー監督が映画化したもの。ワシントンは主人公ロン・ストールワースを演じ、ゴールデングローブ賞で主演男優賞にノミネートされている。
クリストファー・ノーラン監督の新作映画(タイトル未定)は2020年7月17日に米国公開予定。脚本はすでに完成しており、ノーラン自身が以前明かしたところによると「まもなく撮影が始まる」ということだ。
なお、映画『ブラック・クランズマン』は2019年3月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー。
『ブラック・クランズマン』公式サイト:http://bkm-movie.jp/
Source: Variety