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『ブラック・ウィドウ』単独映画、23歳新鋭女優フローレンス・プーが出演交渉中 ─ ロック様製作の映画で高評価

『アベンジャーズ』ブラック・ウィドウ
© Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータイメージ

マーベル・コミック原作、スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウの単独映画(タイトル未定)から、新たな出演者の情報が伝えられている。

Varietyなどによると、このたびナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウに次ぐ「二人目の主要人物」として、1996年生まれの新鋭女優フローレンス・プー(フローレンス・ピュー)が出演交渉に入ったとのこと。本作のストーリーはいまだ謎に包まれているため、プーの役柄についても詳細は不明。しかしThe Hollywood Reporterのみ、「ナターシャと同じくスパイ役で、倫理観は逆の人物とみられる」と記している。

リーアム・ニーソン主演『トレイン・ミッション』(2018)や、クリス・パイン主演『アウトロー・キング スコットランドの英雄』(2018)など話題作への出演が続くプーは、ドウェイン・ジョンソン製作による最新作、女性レスラーの実話映画『Fighting with My Family(原題)』が米国などで高い評価を受けている。

『Fighting With My Family(原題)』予告編

Varietyによれば、マーベル・スタジオは2018年秋からプーを有力候補として検討していたが、2019年に入ってから視野を広げて女優との面会を行っていたとされる。スタジオ側は候補者の数人と面会したのち、『Fighting with My Family』の好評も受けて、プーの起用に改めて本腰を入れることとなったようだ。

なお、プーが出演している今後の公開作品には、シアーシャ・ローナン、エマ・ワトソン、ティモシー・シャラメ、メリル・ストリープらと共演する『若草物語(邦題未定、原題:Little Women)』や、『ヘレディタリー/継承』(2018)アリ・アスター監督の新作『Midsommar(原題)』がある。今後のハリウッドを背負って立つ、スター女優へと成長を遂げることになりそうだ。

ブラック・ウィドウの単独映画で監督を務めるのは、『さよなら、アドルフ』(2012)『ベルリン・シンドローム』(2017)のケイト・ショートランド。脚本は『キャプテン・マーベル』(2018)にも参加したジャック・スカエファーが執筆し、『ラブストーリーズ コナーの涙/エリナーの愛情』(2014)のネッド・ベンソンが改稿を担当しているという。撮影は2019年6月にも開始される見込みだが、スタジオからの正式発表はいまだなされていない。

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Sources: Variety, THR, Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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