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【インタビュー】『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』トルーパー役に起こった、すごい出来事 ─ 出演までの奇跡と、現場での奇跡について

『スター・ウォーズ』ストーム・トルーパー役キャスト
© THE RIVER

── 『フォースの覚醒』で、カイロ・レンがブチ切れてるのに気づいて”Nope”と言って引き返すシーンですが、あの演出はJ.J.がその場で考案したものだそうですね。ということは、他のバージョンも撮影したんですか?


デヴィッド:そうです。一番最初に撮ったのは、2人で顔を見合わせて、悟って引き返すというものでした。でも、J.J.が”うーん、違うな、これじゃないな、お互いを見るのはやめましょう”と。そこで、サンディープがこう(手を出して制止)して、2人とも悟って引き返すというものが出来ました。

サンディープ:実は15パターンくらい試したんですよ。その中から選ばれたのが、あのシーンです。

ストームトルーパー、コスチュームの着心地は

── ストームトルーパーのコスチュームって、どんな着心地ですか?

サンディープ:見た目はカッコいいけど、着心地はそうでもない(笑)。1日14時間着ていることもありましたけど、かなりキツいですよ。気合いを要しますね。僕たちはそれを7~8ヶ月も続けました。大変でしたよ。

デヴィッド:トイレに行ったり、飲み物を飲んだり、ものを食べたりといった日常生活が、全部出来なくなるんです。辛かった。椅子にも座れないから。

── 一式着るのにどれくらいかかるんですか?しかも、1人では着れないですよね?

デヴィッド:はい。手伝いが2人いて……。

サンディープ:大きな衣装部門から、着付けをしてもらうんです。脚、腕、肩と全身。それからバックパック。コスチュームは複雑ですが、着るとすごくカッコよく見えるんです。着た後も、スーツやヘルメットを磨いてもらうんですよね。撮影中もずっと見守られてて、絶えずクリーニングしてくれるんです。

デヴィッド:全部着るまでは30分くらいかかりましたね。始めの頃は、衣装部門のスタッフもみんな慣れてないから時間がかかりました。

サンディープ:そうそう、最初は30~40分かかっていたけど、終わり頃には早くなって、15分くらいで済むようになりましたね。

── おふたりは『ローグ・ワン』や『最後のジェダイ』にも出演されています。その頃には、もっと慣れていったんですね。

サンディープ:そうです。『最後のジェダイ』ではスーツが少し小さくなって、動きにくくなったりしたんですけど。まぁスーツ次第ですね。とにかく常に着付けのスタッフがいて、脱ぐ時も手伝ってもらうんです。

── ストームトルーパーの姿で歩くのって、どんな気持ちですか?

デヴィッド:着心地は悪いけど、最高の気分ですよ。自分が正式にスター・ウォーズの衣装の中にいるんですから。自分に役割が与えられて、映画に出られるんだって。着心地なんて気にならない。スター・ウォーズの一部になれるんだから!

── ちなみに、次回作『スカイウォーカーの夜明け』には出ていますか?

デヴィッド、サンディープ:言えません(笑)。

── では、『スカイウォーカーの夜明け』というタイトルについてはどう思いますか?

デヴィッド:好きですね。良いと思います。一周回った気がしますね。スカイウォーカーに始まった物語が、スカイウォーカーで終わる。

サンディープ:そういうこと!ポイントを突いてると思います。予告編からしても、かなり良さげじゃないですか。

デヴィッド:あの予告編最高。

サンディープ:J.J.が監督なんだから、ファンの期待に応えてくれるでしょう。

── じゃあ、これで最後の質問にします。『スター・ウォーズ』で一番好きなキャラクターと、ベスト・エピソードは?

デヴィッド:ハハハハ!(笑)その質問なら任せて。僕の好きなキャラクターは、ハン・ソロ。実は、映画『ハン・ソロ』のキャスティングにも参加したんです。3,000人くらいいましたね。残念ながら出演は叶いませんでしたが、キャスティング・ディレクターに自分を見せることができて、人生でも最高に嬉しい経験になりました。一番のエピソードは、『帝国の逆襲』(1980)ですね。もはや、人生で一番好きな映画ですよ。

サンディープ:僕はヨーダが大好き。ヨーダの映画が出来たらいいのに。ハン・ソロはみんなの人気者だけど、僕はちょっと違うところを選びたいから、ヨーダですね。

デヴィッド:賢い男はヨーダを選ぶ。

サンディープ:うん(笑)。だから『帝国の逆襲』が大好き。でも、個人的にも、友情的にも『フォースの覚醒』かな。

デヴィッド:そうだね!僕らで一緒に洗礼を受けたもんね。

── ありがとうございました!フォースと共にあらんことを。

デヴィッド、サンディープ:May the Force be with you, always!

cafe&DINE in “nope”とは

nope cafe

Nope Troopersのデヴィッドとサンディープが登場したカフェ cafe&DINE in “nope” は、2019年8月18日に代々木にオープンしたばかりの新名所だ。店内にはオーナーが30年以上かけて集めた世界中の貴重なヴィンテージ・トイ、1,700点〜2,000点ほどがひしめいている(まだまだ増加予定とのこと)。店内はどこを見渡しても心躍るが、中でも特に貴重なのは、あのスティーブン・スピルバーグの直筆サインが入ったE.T.のスタチュー。

フードやドリンクも、アメリカのダイナーで楽しめる味を再現。曰く、「日本人の味覚はあえて無視した」、本場の味をそのまま楽しむことができる。

“nope cafe”の由来は、験担ぎのためにあえてネガティブな言葉を店名にしたいという想いから。店のロゴは、しばしばヴィンテージトイに書き込まれている、かつての持ち主だった子供のサインを再現。味のある書き手を探していたころ、ちょうど同名”Nope” Troopersとの親交を頼って、デヴィッドとサンディープのふたりに依頼したという。

まずデヴィッドに「紙にペンで”no”とだけ書いて写真を送ってほしい」と連絡すると、二つ返事で対応してくれた。続いて、「今度は”pe”と書くようにサンディープに頼んでほしい」と依頼。こうして、デヴィッドが書いた”no”とサンディープが書いた”pe”を組み合わせた”nope”のロゴデザインが完成したということだ。自分たちの書いた文字を店のロゴに採用すると知った2人も大喜びし、この度日本まで駆けつけて開店を祝ったというわけである。2人のサインは、店内の出入り口上で見ることもできる。

新宿からもほど近い代々木エリアにオープンした理由は、付近に映画館も多いため。「映画を観た感想を語るなら、世界観に浸れるような楽しい場所の方が良い。ドリンク一杯だけでも歓迎なので、気軽に立ち寄って欲しい」と話す。既に訪れた客の間でも話題の店内トイレも試してみて。

cafe&DINE in “nope”

住所 東京都渋谷区代々木1-58-7 2F
営業時間 SUN to THU
11:00 – 22:00(food L.O. 21:30)
FRI and SAT
11:00 – 24:00(food L.O. 23:00)
Twitter @nope_cafe

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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