マーベル「ノヴァ」ドラマ化の可能性 ─ 「現在はごく初期段階」と幹部

マーベル・ヒーローのノヴァは長らくマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)単独作品化の予定が伝えられていたが、現在はドラマシリーズになる可能性が動いているようだ。とはいっても、まだ企画は初期段階にあることを、マーベル・スタジオのドラマ作品を中心に手掛けているエグゼクティブ・プロデューサーのブラッド・ウィンダーバウムが米Comicbook.comに明らかにしている。
“ノヴァ”とは銀河の平和を維持する民兵組織、「ノヴァ・コァ」のメンバーを指す名称で、地球人としてノヴァになったキャラクターにはリチャード・ライダーとサム・アレキサンダーがいる。コミックをはじめ、ゲーム『MARVEL VS. CAPCOM: INFINITE』にも登場。キャラクターとしては『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズに縁が深く、「ノヴァ軍」という名称で映画版にも引き継がれている。
ウィンダーバウムはこの度、「私たちはノヴァが大好きです。現在、ノヴァの企画をごく初期段階として進めています」と企画の存在を認め、ドラマ化の可能性を示唆。「マーベル・スタジオの舞台裏には新しいシステムがあります。私たちは、伝統的なスタジオ以上のことをやっていて、実際に製作する以上のものを開発しています」と話していることから、本企画の実現可能性に関わらず、現在は一案として存在しているという程度のようだ。
「ノヴァやリチャード・ライダーのことが大好き」「いつか是非見てみたい」と話すウィンダーバウムは、「この世界は常に混沌としているので、いつも何かあるんです」ともコメント。実現させるためには、折を見てさまざまな条件をクリアする必要があるらしい。
ノヴァといえば長らくケヴィン・ファイギも悲願している企画だ。ファイギは過去に「物語上ふさわしいところに登場させたい」と、とっておきの切り札にする旨を話している。MCUは現在大きな変革期にあるが、果たしてノヴァの出番はやってくるだろうか?
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Source:Comicbook.com