『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』晴れてコロナ禍以降最大の記録樹立 ─ 日本、米国外興収5位の奮闘

コロナ禍以降最大の興収記録が見込まれるとされた『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が、晴れて快挙を達成した。米DeadlineとBox Office Mojoによれば同作は米公開7週目にして全世界累計興行収入が7億3,409万ドルに達し、コロナ禍以降の興行収入成績でトップとなった。
『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2021)の7億2,107万ドルを超えての新記録だ。ジェームズ・ボンドが、空飛ぶクルマを飛び越えた。
『ノー・タイム・トゥ・ダイ』はここ日本でも、公開8週目にして週末観客動員数9位に粘る健闘を続けている。ダニエル・クレイグ版ボンドを劇場で見られる最後のチャンスとあって、リピート観客も含まれていることだろう。
ちなみに米国外興収では、『007』本国であるイギリスが累計1億2,437万ドルで桁違いのトップ。続いてドイツ、中国、フランス。そこに日本の2,215万ドルが続く。日本の興収は米国外5位となるから、ボンドにとって非常に心強い市場であると言える。
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Source:Deadline,Box Office Mojo