『ナッティ・プロフェッサー』リブート企画が始動 ─ オリジナル版は1963年『底抜け大学教授』

映画史に輝くコメディ映画『ナッティ・プロフェッサー』シリーズのリブートが計画されていることがわかった。米Deadlineが報じている。
『ナッティ・プロフェッサー』といえば、エディ・マーフィが特殊メイクで1人7役に挑んだ1996年・2000年のシリーズで広く知られるが、そのルーツは1963年のコメディ映画『底抜け大学教授』(原題:The Nutty Professor)。ジェリー・ルイスが主演・監督・脚本を務めた同作は、頭はいいが弱虫のケルプ教授が、自ら発明した薬によって、ズバ抜けた運動神経を持つ“バディ・ラブ”に一定時間だけ変身する物語。エディ・マーフィ版は設定を一部変更したリメイク版なのだ。
このたび再映像化の権利を獲得したのは、ホラー映画『スクリーム』の新作企画(タイトル未定)を手がける製作会社Project X Entertainment。プロデューサーとして『レディ・オア・ノット』(2019)のジェームズ・ヴァンダービルト&ウィリアム・シェラックらが就任した。ヴァンダービルトは『アメイジング・スパイダーマン』シリーズなどの脚本家として知られるが、プロデューサーのみの関与となり、現時点で脚本家や監督は未定。スタジオも企画には関与していない状態だ。
Source: Deadline