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『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』グリーンゴブリンのコスチューム、サム・ライミ版より大幅改良 ─ 「アップグレードもある」とウィレム・デフォー

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
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まさか、このヴィランがスクリーンに帰ってくるなんて。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』には、サム・ライミ版『スパイダーマン』(2002)からウィレム・デフォー演じるグリーンゴブリンが再登場する。

ブラジルで開催された「CCXP in Comic-Con」にて、ウィレムは脚本を読む前にアイデアのプレゼンを受けたことを明かした。プロデューサーのエイミー・パスカル、監督のジョン・ワッツから作品の全体像を聞かされた際、ウィレムは「すごく面白かったし、良い方法だと思った」と語っている。「過去に戻りつつも新しいのが気に入りました。歴史あるものに回帰しながら、そこにひねりが加わっているんです」

続いてウィレムは、グリーンゴブリンの新たなコスチュームにも言及している。司会者から着心地を尋ねられるや、「真実を知りたい? いかに着心地が悪いか誰も知らないんですよ! 見た目はいいんだけど」と爆笑し、「僕らは役者だから着心地の悪さは忘れる。それも含めての仕事です」とプロフェッショナルとしての表情ものぞかせた。もっとも今回、コスチュームの着心地は『スパイダーマン』第1作から大幅に改善されたようだ。

「コスチュームは以前よりもずっと着心地よくなりました。グリーンゴブリンのコスチュームを作るため、最初に試着をしたときのことは今でも覚えていますよ。8時間立ちっぱなしで、前もって作られたパーツを身体に付けられてね。だけど今では、僕をスキャンしたらデザインができて、コスチュームを作れて、あとは僕が試着するだけ。すごい技術の進化です。動きやすくなって、いろんなことができますしね。」

ちなみにウィレムは、『ノー・ウェイ・ホーム』のグリーンゴブリンについて「見た目も少し違います」とコメント。本編で見られる変化をわずかに予告している。「ノーマン(・オズボーン)とゴブリンはいくつかのトリックを隠し持っています。コスチュームもアップグレードしているんです」

映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は2022年1月7日(金)公開。

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Source: Spider-Man

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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