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『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で再登場のヴィラン軍団、一番怖いのは誰? エレクトロ役ジェイミー・フォックスの答えは

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
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グリーンゴブリン、ドクター・オクトパス、エレクトロ、サンドマン、リザード。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』には、サム・ライミ版『スパイダーマン』3部作と『アメイジング・スパイダーマン』2部作のヴィランたちが一挙に集結する。

では、登場するヴィランたちの中で一番恐ろしいのは誰なのか? ブラジルで開催された「CCXP in Comic-Con」にて、エレクトロ役のジェイミー・フォックスが自らの意見を語った。

映像に登場したのは、グリーンゴブリン役のウィレム・デフォー、ドクター・オクトパス役のアルフレッド・モリーナ、エレクトロ役のジェイミー・フォックス。「一番恐ろしいヴィランは?」との質問に、ジェイミーは「すごいのは、ウィレムを見ていると(動機が)個人的に思えること」と述べ、グリーン・ゴブリンこそが一番恐ろしいのだと答えている。

「エレクトロの場合、向かっているのは世界。僕は世界から不当に扱われたわけだから。けれども(グリーンゴブリンのように)個人的なものがある場合──結局はシェイクスピア以来、個人的であることに勝るものはありません。どんなコスチュームを着ていようと、どんなことを言っていようと、それは関係ない。彼が喋ると、そこには力がある。それが個人的であるということです。個人的な登場人物が一番の重みをもっているんですよ。」

サム・ライミ版『スパイダーマン』(2002)に登場したグリーンゴブリン/ノーマン・オズボーンは、仕事のストレスに追い詰められたことから実験用の薬剤に手を出し、グリーンゴブリンとして覚醒。その後も自らの欲望のために動き、トビー・マグワイア演じるスパイダーマン/ピーター・パーカーへの感情もむき出しにして暴れまわった。ジェイミーいわく、こうした個人的な感情のもとで動いているがゆえの強さ、恐ろしさがあるというわけである。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
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『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』において、過去作から再登場するヴィランがどう関与し、トム・ホランド演じるスパイダーマン/ピーター・パーカーとどのように関わるのかはまだわかっていない。しかしジェイミーのコメントから察するに、ウィレム演じるグリーンゴブリンは、MCUのピーターにも自らの個人的感情をあらわにするということか。

映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は2022年1月7日(金)公開。一刻も早い全貌解禁が待たれる。

Source: Spider-Man

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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