「オビ=ワン・ケノービ」ヘイデン・クリステンセン復帰はユアン・マクレガーのおかげ? ─ 夢の再共演、監督が経緯を明かす

『スター・ウォーズ』プリクエル3部作その後の空白を埋める新ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」では、メイン俳優2人のカムバックが実現した。主演を務めるユアン・マクレガーに加え、アナキン・スカイウォーカー/ダース・ベイダーを演じたヘイデン・クリステンセンも続投するのだ。
監督のデボラ・チョウによれば、ヘイデンの復帰はユアンのおかげでもあったという。チョウ監督は、製作の初期段階の時点では「ユアン以外、どの俳優も関わっていませんでした」と、ヘイデンの復帰は決まっていなかったことを米Screenrantに認めた上で、ヘイデンの参加という選択肢がいかにして形成されていったのかを明かしている。
「ユアンはクリエイティブパートナーとして大きく関わってくださりました。最初から参加してくださって、何なら私よりも早かったと思います。それから彼とはずっと一緒で、最高なことでした。
(製作は)『オビ=ワン・ケノービ』のキャラクターを見ていくことから始まったんですけど、プリクエルとの繋がりが強いんです。オビ=ワンは、『シスの復讐』の最後にアナキンとの間に起きたことからの重荷を背負っている。私たちもアナキンとベイダーとの繋がりを感じたので、こうしたものに触れずに『オビ=ワン・ケノービ』の物語を語るのは難しかったんです。そうした思いが、自然とヘイデンの復帰に繋がっていきました。」
先輩のアシストにより再びベイターの鎧を纏うことになったヘイデンは、スーツを着た瞬間について「感情的にこみ上げてくるものがありました」と語っていた。ダース・ベイダーのスーツ姿は『シスの復讐』ではわずかだったが、「オビ=ワン・ケノービ」で本格的に若きベイダーの姿がフィーチャーされることになる。そしてその姿が、弟子を救うことが出来なかったオビ=ワンの視点から描かれるというのも興味深いところ。
ちなみに、以前チョウ監督は、オビ=ワンとアナキンの物語を「ラブストーリー」と形容していた。『シスの復讐』以降、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)で繰り広げられた戦いの“行間を読む”ことでしか測り知れなかったオビ=ワンとアナキンの関係性の真実が、いよいよ明かされることになる。
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Source: Screenrant