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エリザベス・オルセン、ワンダ役だけでは「長続きしない」 ─ 今後のキャリア、「他の役を演じる準備が出来ている」

エリザベス・オルセン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/48469187077/ Remixed by THE RIVER

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画6本とドラマ「ワンダヴィジョン」(2020)で、スカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフ役を10年近くにわたって演じてきたエリザベス・オルセンが、「自分の人生で他の役を演じる準備が出来ている」と語っている。

マーベルに限らず、フランチャイズ作品に出演する俳優は長期契約に縛られ、他の役に挑戦する機会が限られてしまう傾向がある。オルセンも例外ではなく、マーベルの契約から抜けられず、出演したかった映画『ロブスター』(2015)を逃して不満を感じ始めていたと、複雑な心境を吐露していた。

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そんなオルセンは英The Timesの取材にて、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)後のキャリアについて言及。ママ友の殺人容疑をかけられた実在の主婦を演じたHBOドラマ「ラブ&デス」(2023)に出演することがいかに重要だったかを説明している。

「特にこの4年間で自分の出演はマーベル作品だけだったので、色々と考えています。このキャラクター(ワンダ)だけと結びつけられたくないわけではないのですが、バランスを取るためにも他の部分も築いていかなければいけないと思っていて。今は、すごく映画に出演したいですね。そのうちのいくつかの作品が、自分が思い描いている形でまとまることを願っています。それが私には必要なんです。自分の人生には他のキャラクターが不可欠で、一つのキャラクターでは長続きしませんからね。

ラブ&デス
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またオルセンは、2023年6月に応じた米Varietyのインタビューで、「ワンダ役を恋しいと思いますか?」との質問に「いいえ、恋しくありません」と回答。「彼女を演じて約10年になるし、この役が大好きです。それでも私が毎日ケヴィン・ファイギに色々なアイデアについて電話をしない理由は、私たちが成し遂げたことを心から誇りに思っているからです」と達成感を表していたことから、やはりワンダ役には未練を感じていないようだ。

とはいえ、2023年3月に「ワンダビジョン」のスピンオフドラマ「Agatha: Coven of Chaos(原題)」への復帰について訊かれた際には、「戻って来ると思います」と意欲的な発言もしていたオルセン。今回の発言はあくまで現在の心境を表したものだということだろう。

Source:The Times , Variety

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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