『ONE PIECE』実写版はどうなる?麦わらの一味やバギー&アーロン&コビー&ガープたちのキャスティング、ストーリー紹介

日本発の世界的人気を誇る同名漫画『ONE PIECE』が、Netflixシリーズとしてハリウッド実写化される。本作はすでに撮影が開始済みで、モンキー・D・ルフィが率いる麦わらの一味のほか、原作漫画では馴染み深いアルビダ、バギー、アーロン、コビー、ヘルメッポ、ガープが登場することが発表されている。
原作を愛する世界中の仲間たちの間では現在、不安と期待の声で溢れ返っている状況だ。“果たして、実写版は成功するのか”と。本記事では、2022年3月9日までの情報を基に、実写版のスタッフやストーリー、キャラクターやそのキャストたちについて紹介したい。
『ONE PIECE』実写版の製作陣&物語
2022年2月頃より本格的に撮影が開始済みの本実写版。脚本は、「エージェント・オブ・シールド」(2013-)などのマット・オーウェンズが、ショーランナーのスティーブ・マエダと共に担当した。製作総指揮にはオーウェンズ&マエダのほか、マーティ・アデルスタイン、ベッキー・クレメンツが参加しており、原作者の尾田栄一郎も名を連ねている。
1997年から現在に至るまで連載中の漫画版は、ゴール・D・ロジャーという伝説の海賊王が残したというひとつなぎの大秘宝を巡り、麦わらの一味が冒険を繰り広げる物語。 現時点では実写版の物語の詳細は全く明かされていないが、原作漫画に人生を救われ、尾田栄一郎から完全なる信頼を獲得しているという脚本家のマット・オーウェンズは、「ユーモアを保ちながら、笑える作品にします」と、コメディ要素を継承することを過去に約束していた。
また、全10話構成となる本作の第1話の仮タイトルが、「ROMANCE DAWN ─冒険の夜明け─」であることが判明済み。これは原作漫画・第1話と同じ題名であり、ここではモンキー・D・ルフィの少年時代に焦点を当てた物語が描かれた。シャンクスの登場が気になるところだが、現時点では不明だ。
『ONE PIECE』実写版の麦わらの一味
海賊王を目指す船長のモンキー・D・ルフィには、「そしてサラは殺された」(2021-)に出演し、注目を集めているまさしくスーパールーキーのイニャキ・ゴドイ。世界一の剣豪を目標とする三刀流の剣士ロロノア・ゾロは、日本映画界を牽引する若手俳優の新田真剣佑が演じる。航海士のナミとしてキャスティングされたエミリー・ラッドは、『フィアー・ストリート』3部作でも注目を浴びた美しき新星だ。
狙撃手のウソップには、さまざまなドラマに出演し実力を発揮中の俳優、ジェイコブ・ロメロ・ギブソンが演じる。そしてコックのサンジにキャスティングされたタズ・スカイラーは、『キル・チーム』(2019)をはじめ様々な作品に出演し、そのクールなルックスも相まって人気を集めている俳優だ。それぞれが確かな実力と魅力を誇る、新進気鋭の俳優陣が紡ぐ、麦わらの一味による波乱と冒険に満ちた物語に注目しよう。
『ONE PIECE』に必要不可欠なキャラクターたち
以下、『ONE PIECE』のネタバレが含まれています。一部の登場人物たちの情報は省いています。
『ONE PIECE』の物語を彩るために必要不可欠なキャラクターたちであるコビー、アルビダ、ヘルメッポ、アーロン、バギー、ガープが実写版にも登場する。演じるのは、尾田栄一郎が認めた世界各国の俳優たちである。
コビー役には、『パパの木』(2010)『ハンター』(2011)などをはじめ様々な作品で活躍する俳優、モーガン・デイヴィスが担当する。原作における初期のコビーは、もともとアルビダという海賊の雑用係として働かされていたが、ルフィと出会い救われたことをきっかけに海賊を辞め、誰にも負けない正義感を胸に、海軍将校を目指すことになる熱き男だ。
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