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サミュエル・L・ジャクソン、マーベル映画批判に反応 ─ 「すべての映画に妥当性がある」

©THE RIVER

2008年に公開された『アイアンマン』からスタートしたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)は世界中で社会現象を巻き起こし、興行収益記録を塗り替えるほどの大ヒット作も誕生している。一方、ハリウッドではマーティン・スコセッシ監督が「マーベル映画は良くできたテーマパーク」だと発言ジェームズ・キャメロンリドリー・スコットフランシス・フォード・コッポラといった巨匠たちも批判的なコメントを発している。

そんななか、MCU映画11作品と「エージェント・オブ・シールド」シーズン1でニック・フューリー役を演じ、ディズニープラスの新作マーベルドラマ「Secret Invasion(原題)」にも同役で主演するサミュエル・L・ジャクソンが、英The Timesのインタビューに登場。MCUの重鎮とも言えるジャクソンが、マーベル映画に対する批判について反応している。

すべての映画(の存在)に妥当性がある。心から感動したいために映画館に行く人もいれば、スーパーヒーローが好きな人もいます。客席に客が多いからといっても、それだけ客層が広いというわけではない。成功したキャリアを持っていたとしても、その人の映画のセリフを誰も覚えていないということもある。私はTシャツに描かれるようなセリフを言う男です。」

ジャクソンは、どんな映画でも作品として観客に対して影響力があると主張し、マーベル映画を擁護している。ジャクソンといえば、MCUに批判的なマーティン・スコセッシが監督した『グッドフェローズ』(1990)にも出演しており、人種をテーマにアメリカが抱える問題を鋭くえぐり取った『ドゥ・ザ・ライト・シング』(1989)などでも活躍。社会派映画やアカデミー賞の候補になった作品にも出演しているからこその説得力だ。

なお、MCUに批判的な監督ばかりではなく、世界三大国際映画祭を制した若き巨匠ポール・トーマス・アンダーソンは、「スーパーヒーロー映画には少しばかり偏見が存在するようですが、僕は好きです」と擁護。そして、『スポットライト 世紀のスクープ』(2015)でアカデミー作品賞を獲得したトム・マッカーシー監督も、「私は、様々な映画があるべきだと思います」と支持していた。

アクションが炸裂する大作や爆笑できるコメディ、問題を提起する社会派作品など、映画は多様なジャンルの存在があってこそ。様々なタイプの映画を観賞して楽しみたいものだ。

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Source:The Times

Writer

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ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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